Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

CG号、雨天につき整備

Frontペダル曲げ加工の Before & After

今日は朝から小雨の降る肌寒い天気で、バイクで遠出するのは止めました。
ということで、午前中はCG号の整備を行いました。

1.シーソーペダルの高さ調整:
CG号(ロータリーシフト式)の納車早々、主にRear側(踵側)の高さを上げる為に、シーソーペダル取付軸のギザギザ一山分(一山=約10度)だけ、ペダルを前傾させました。それでも踵の高さが足りないので踵ペダルの上に12mm厚の板を載せました。
この状態で、昨日まで約3週間運転しました。
先ず、Front側(爪先側)ペダルは少しだけ高さが足りない様で、シフトアップ時踏み込み不十分で3速がキッチリ入らず、ギア抜けする事象が何回か発生しました。従い、少しだけ高さを上げたいところです。
Rearペダルに関しても、踵ソールの薄い靴を履いて運転すると、シフトダウン時に踵でペダルを十分に踏み込めないことがあります。従い、Rearももう少し高くしたいところです。
そこで、今日はシーソーペダルを外して、ペダルの腕を木槌で叩いて曲げ加工をしてみました。腕は13㎝程度の長さがあります。家にある大きな木槌でガンガン叩きました。

Frontは腕が長めなので、何とか少しだけ曲げる事が出来ました。
それでも目標とした1cmアップには届かず、5mm強のアップに留まりました。
Rear側は腕がやや短いこともあり、叩いても目に見えるような曲げには至りませんでした。それでも数ミリアップできた様です。
曲げ加工後、実家まで運転しました。Frontペダルに関しては高さアップの成果が出て、確りと踏み込めるようになりました。これでギア抜けの心配はありません。
Rearに関しても心持ち、高さが上がった感じがあり、ほんの少しだけシフトダウンでふ見込みやすくなりました。
これで暫く様子を見ようと思います。
これでもまだしっくり来ない場合は、ヒートガンで腕を加熱してから曲げ加工してみようと思います。
<シーソーペダル加工の写真>
 シーソーペダルの初期状態。
 ペダル高さのマーキング
 外したシーソーペダル
 曲げ加工に用いた木槌と枕にした角材
Frontペダル曲げ加工の Before & After
 Rearペダル曲げ加工の Before & After


2.チェーンのサイズ・長さ確認と注油:
今回は、チェーンカバーを外して、チェーンのサイズと長さ(リンク数)を確認しました。
先ず、サイズに関しては、チェーンに428Hと刻印されており、428であることを分かりました。(一般的に100cc~125ccの小型バイクには428が使われることが多い様です)
次に、リンク数を数えました。このチェーンには接合部にクリップが採用されているので、このクリップを起点にリンク数を数えました。具体的には10Link毎に油性ペンでマーキングしてゆきました。結果、100Linkであることが確認できました。幸い、CG号にはチェーンカバーがあり、チェーンには殆ど汚れが付着しておらず、油性ペンで簡単にマーキングできました。
チェーンをよく見ましたがシール機構はないので、ノンシールです。(チェーンカバーがあるので、ノンシールで十分ですね)
ノンシールのチェーンは、概ね5000km毎に交換すべきとの事です。
恐らく、1年後辺りに交換することになると思いますが、予備のチェーンとして、428-100L・ノンシールのチェーンを購入しておこうと思います。

チェーンは500km毎に注油するのが基本ということなので、KUREのスーパーチェーンルブを吹き付けました。

最後に、チェーンの弛みをチェックしたところ、23mmでした。一般的にチェーンの弛みは20~25mmなので、これで良いような気がしますが、CG号のオーナーズマニュアルに15mmと記載あるので、15mmに調整しなおしました。

<チェーン整備の写真>
 チェーン整備前
 下側のチェーンカバーを外す
上側のチェーンカバーを外す
 チェーンのサイズは428
 チェーンのリンク数を数えた(100 Link)
仕様はノンシールのスタンダード仕様
 下側カバーの内側。汚れは少ない。
 上側カバーの内側
 チェーンルブを吹きかけて注油


今日の整備は以上