Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

台風の後始末:石段の泥流し

 泥が波紋上に堆積している部分が本日の泥流し作業対象。
石段の泥流し作業を一人で実施中

10月12日夜から13日未明に掛けの台風19号の豪雨影響により、荒川及びその水系である戸田ボートコースは大きな増水となった。
この結果、荒川の水位は、常時の満潮時水位を6mほど超える8.5mAPまで水位が上がった。
また、荒川水系の戸田ボートコース(荒川の支流である笹目川の遊水池)も大幅に増水して、周辺の艇庫群は床上浸水した。

荒川に関しては、スーパー堤防により堤防は堅固であるものの、増水の濁流により、上流からの泥が河川敷や水際にアクセスするための石段に泥が堆積してしまう。堆積した泥は滑りやすいので、固まる前に洗い流し、安全を確保する必要がある。

また、浸水した艇庫に関しては、中に溜まった水の排出や掃除をする必要がある。
艇庫の排水、掃除に関しては東大の現役部員が行うが、日頃、艇庫を利用している我々OBも作業を手伝った。

以上、今回は上記2件の作業を、本日午前中、淡青会メンバーが二手に分かれて実施した。
淡青会の私以外のメンバーは東大浅野艇庫の掃除・後片付け。私は荒川へ行き、石段の泥流しを行った。

1.荒川の石段の泥流し:

私は予定通り、8時半過ぎから荒川の土手へ行き、石段の泥流しを行った。
荒川の方は10時過ぎまで、私一人で作業した。
結局、一人で、下の河川敷までの石段、12段全てを一人で泥流しした。
非常に良い体幹レーニングになった。(笑)

その後、艇庫の作業が一段落し、5名ほど加勢が来て、河川敷の方の泥流しをした。

以下、作業中の様子:
 8時39分、作業開始前の荒川。水位は4.7mAP@笹目。写真中央に見える小屋付きの筏は、笹目橋上流にある埼玉県南部漁協の漁船係留所にあった施設管理棟とのこと。
 8時40分、泥流しされ、乾燥した石段は、昨日、長畑強化委員長が実施してくれたもの。泥が波紋上に堆積している部分が本日の泥流し作業対象。
 同上。
 8時47分、先ず1段目を泥流し完了。
 8時54分、2段目の泥流し完了。1段辺りの作業所要時間は約7分。ローイング同様に単純繰り返し運動なり!
 8時57分、3段目の作業途中。泥流しに使用したのは雪かきスコップ。体積した泥の厚みは3~4㎝程度。
 9時18分、作業を一時中断し、河川敷の水が引き、取り残された魚を観察。これはブラックバス
 これはブルーギル。何故か2匹とも外来種。。。
 9時55分、11段目を泥流し完了。
 雪かきスコップを使った泥流し。スコップを自動車フロントガラスのワイパーの様に動かして泥を流した。
 9時58分、カヤックを持った謎のオッサンが濁流の川面へ。??? 
 10時00分。下に行くほど泥の厚みが増す。
 一番下は脚がスッポリ泥の中に。
 10時15分、12段全ての泥流し完了!
 10時16分。ここで加登さんが作業に加わる。
 10時45分。岸蹴り場の水際へ。水位は4.3mAP@笹目
 水際の草地にも10㎝以上の深さで泥が堆積していた。
 11時18分。石段と下の草地の泥流し作業終了。草地の泥流しは重作業なので、真ん中辺りの約3m幅のみ作業。
 11時20分。OBによる泥流し作業を終了。水位は4.2mAP@笹目
 11時21分、荒川河川敷泥流し作業後の集合写真。

2.東大艇庫の清掃・後片付け:

こちらの方は、私は参加しなかったので、写真のみ添付する。

 9時20分、先ずは中のナックル艇などの保管物を外へ出す。
 9時21分、中に溜まっていた水をワイパーブレードで艇庫外へ掃き出し。
 11時16分、浅野艇庫の整理・掃除作業が完了。集合写真。
 11時21分、作業完了後の浅野艇庫内。
 11時28分、こちらは学生部員による本艇庫の整理・掃除作業。

以上