Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

台風が来る前に荒川で乗艇

今週2回目の平日スカル乗艇。
猛烈な台風19号が、今週末、関東地方に上陸することが予想されている。
その前に戸田へ行き、コンディションの良い荒川でスカル乗艇した。
今回の台風、強風だけでなく、大雨も降る様であり、予想通りの大雨が降れば、来週、荒川は増水影響が暫く残るだろう。
この意味で、来週の平日は荒川では漕げないだろう。
という事で、今日の荒川乗艇は貴重な機会といえよう。

北北西の風、3m程度で少し肌寒さを感じるほど涼しいコンディション。(岸蹴り時の気温は18度程度)
メニューはB2 UT漕と、250m x 12のレースペース漕。

一昨日の動画を見たが、リカバリーでのブレードと水面のクリアランスが十分でなく、微かにブレードで水面を擦っていた。
そこで、今日はリカバリーでのハイフェザーにフォーカスして漕いだ。

私の自艇は水線面の幅が26cm弱と、幅が細く不安定な艇。
なかなかバランスを安定させるのが難しいが、クリーンなブレードリリースと、右手を意識して下げる様にしてハイフェザーを心掛けた。
意識すれば、(多少ふらつきはあるが)ハイフェザー出来る様にはなった。
今後もハイフェザーに取り組んで、無意識で出来るようにして行きたい。

今日の荒川は下げ潮。風は北北西3m。秋が瀬迄の往路は逆流・逆風だが、秋が瀬での折り返し後は順流・順風。
復路は、秋が瀬からのB2 UT漕では、レート20で、Ave.2:18/500mの艇速が出た。

最後は250m x 12set。Restは250m LW。

レート31~32。
兎に角、ドライブはLeg Driveオンリーとし、上体・腕は意識してリラックス。
腕は脱力して、ブレードコントロールに徹し、ハイフェザーしながらリズムよく漕ぐことに注力した。
順風・順流という恩恵に恵まれ、12セットの平均ペースは、1'51"/500m, SR32だった。
UT漕での秋が瀬往復の艇速から川の流速を計算すると、流速は毎秒0.2m.

250m x 12の艇速を静水換算すると、1'56"4/500m、SR32.3となる。
今年度、250m x 12で出た最も良いペースは6/18の2'00"7/500m, SR30.8(静水換算)なので、今回はこれを4秒以上の大幅更新することが出来た。
おーヨシヨシ!

平均ペースが上がった要因は、やはりドライブ出力をLeg Onlyとし、上体・腕をリラックスさせてハイフェザーしたことだろう。
リカバリーで返しが低いとブレードで水面を擦って抵抗が大きくなる。また、上体が力んで後半のペースダウンが著しい。
やはり、ボートは”脚で漕ぎ”、”上体・腕はリラックス”=”腕は紐”のイメージで漕ぐ事が肝要であることを再認識した。

<写真>
 8時27分、岸蹴り。荒川水位@笹目:0.8m AP
9時24分、秋が瀬到着。
 10時14分、揚艇。
 Goten号と青空。

以上