Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

曇天の荒川、涼しく乗艇

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今日も早起きして戸田に行った。
今日はどんよりした曇天で太陽は全く見えない天気だった。
お陰で全く暑さを感じることなく快適に乗艇できた。

潮は上げ潮だったが、ここ数日のゲリラ的な大雨の影響で、荒川は少し増水していた。
上げ潮だが増水の影響で、少しだけ下流に向けた流れがあった。
また、川の水は少しだけ白く濁っていた。ただ、流木やゴミは見かけなかった。

岸を蹴ったのは7:20頃。丁度、殆どの大学チームが乗艇を終えて、揚艇する時間帯だった。

と言うことで笹目より上流では、すれ違う他の艇は殆どなく、フラットな水面を独占して漕ぐことが出来た。

今日のメニューはSB2 UT漕(R19~20)と2000m漕。
2000m漕は中盤1000mをSR26(RP-4枚)とし、ラスト500mを30オーバーのレースペースとするメニュー。

2000m漕は秋が瀬の約500m下流から大曲に向けて実施した。
曇天で涼しかったので気持ち良く漕ぐことが出来た。

UT漕はクリーンにリリースし、ハイフェザーして、脚(踵)でバランスを取りながらスムーズに艇を進めることにフォーカスして漕いだ。
今日は幸いウェイクの引き波を受けずに気持ち良く漕ぐことが出来た。

 7時21分。岸蹴り。
 8時10分、秋が瀬到着。水温25度。
 8時59分、揚艇。揚艇と同時に大型プレジャーボートが通り過ぎて行った。
 曇天の空と自艇

Empacherエイト艇の藻対策フィン:

昨年度、戸田コースの藻が大繁殖した。藻が繁殖したコースで東商線OBレースや戸田マスターズレガッタなど幾つかのレースに出たがEmpacherエイトのフィンに藻が絡みついて舵が効かなくなり、散々な目にあった。

昨年の藻が酷い状況では、エイト艇はすべからくフィンに藻が絡んだ。

フォアに関してはFilippi艇のフィン(前縁:45度弱)には藻が絡まなかったが、Empacherのフォア艇のフィン(49度)はフォア艇でも絡みつく事例があった。
そこで、藻が絡みつかないようにするには前縁の角度を45度以下にする必要があると判断し、Empacherエイト艇の藻対策フィンを考案。
桑野造船に加工を依頼し、フォア艇用のフィンの前縁を45度にカットしたものを試作した。
淡青会のEmpacher艇に取り付けて確認したところ、藻が絡みつく問題が解消された。

https://oyajisculler.hatenablog.com/entry/20180511/p1

前段が長くなったが、今年、全日本マスターズレガッタで大阪に遠征した際、大阪の大学チームと交流を図った。
その際、インカレ・オ盾で戸田に遠征する際には、前述の"藻対策フィンに換装した方が良い"とアドバイスした。
今日、国艇前に置いてあった大阪の大学チームのエイト艇を見たところ、アドバイスした通り、藻対策フィンが取り付けられているのを確認した。
藻が絡みつかないことを期待したい。

 フォア用フィンの前縁を45度にカット加工した藻対策フィン。

 通常のEmpacherエイト用のフィン(前縁角度59度)

以上