Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

那賀川での乗艇及び茨城大部員との交流

首都高の渋滞があまりひどくなかったので、平塚の自宅から3時間で茨城大艇庫に到着。
常磐道は、道路を掘り下げた様な形になっており、路面が両サイドの地面より低く、横風が遮断されること、また、路面の高低差が殆どないので、非常に走りやすかった。東名や東北道より走りやすい。
茨城大の艇庫は畑の中にあるようなところで、少々分かりにくいが、予めGoogle mapで調べておいたので、スムーズにアクセス出来た。

到着すると主務が既に到着しており、予め艇庫内を見学させて頂いた。
また、岸蹴り場へ行き、状況を観察。
茨城大の使用する那珂川の岸蹴り場は非常に狭く、エイト艇の岸蹴り・着岸は難しい様に見えた。
また、那珂川も戸田の荒川同様、海からの潮の干満の影響があり水位が上がり下がりする。
今日の15時過ぎの岸蹴り時はほぼ満潮に近かった。

14時頃から、今回使用した2X艇のリギング作業を開始。
古い艇ではあるが、特に故障はしておらず、概ねスムーズに作業。
一方で、艇のリギング手順のイロハを細かく説明しながら実施。1時間ほどでリギング完了。
今回は、左右のワークハイト差を3cm、PTHを33cm + (身長-180cm)/2にて設定。因みに一緒に漕いだ主将のE藤君の現状ハイト差は1.5cm、PTHは上記より4cm程度大きめにしているということで、いつもとは異なるセッティングで漕いで貰った。

那賀川は初めての水域なので、茨城大のE藤君にバウに乗ってもらい、私は整調を漕いだ。
確り時間を掛けてリギングしたので、水上での調整も不要でそのまま乗艇開始。
水域は千歳橋から1本下流の青い橋まで2.5?の水域を往復する形で実施。
緩やかなカーブを描くな水路。イメージ的には、荒川の岸蹴り場から笹目水門までの水域に似ている。
両岸は自然の草が水際まで生えているので、緑が濃くて綺麗だ。

今日はこの2.5kmの水域を2往復:10km漕いだ。

メニューはいつもの以下の内容:

  1. Finish work 1.3km
  2. Catch work 0.5km
  3. P@F付きUT漕 0.7km
  4. P10本 x 2
  5. 静止スタート5+10本、以上がW.Upメニュー
  6. 本メニュー: P@F付き低レートUT漕 12km程度

UT漕のフィニッシュに向けての加速感は、まあまあ出せている様に感じた。

那賀川は漁師が用いる川船が多く係留されていた。どうも川での漁業が盛んな模様。
まあ、午後の明るい時間帯だったので、漁師の船は活動していなかった。
那珂川は、前述の通り、両岸の護岸が自然のままなのでモーターが曳波を立てても岸の草木で波が消されて反射波が殆ど残らない点が良い。
また、緑が濃いので空気も良く、さほど蒸し暑さは感じなかった。
直線は1000mしか取れないという事だったが、カーブも緩いので、問題なく2000mレースに向けた練習はできると思う。
欲を言えば、岸蹴り場を戸田の荒川の様に石段を付けて、潮位の変動があっても支障なく離着岸出来るようにしたい。
この辺りは河川を管理する国交省に地道にお願いしてゆく必要があるだろう。

今回、私の訪問に合わせて、マネージャー3名、選手2名が対応してくれて、楽しい交流が出来た。
 12時37分。茨城大艇庫到着。
 千歳橋たもとにて
 15時11分、土手を越えて岸蹴り場へ


 岸蹴り場は狭く、難易度高し。


 15時29分。乗艇開始。





 16時25分。着岸。
 土手越え。

茨城大学の皆さんと記念写真