Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

Full Carbon FRP艇:無限号の船底修理

H22年建造のSykes製8+艇:無限号。Full Carbon製の本格レース艇。
東商戦前日の整備時に船底を見たら、Inner Skinのところどころにエクボの様なひび割れが入っていた。どうも給水用ペットボトルを艇内に置いた時にInner Skinが衝撃で、凹んだりひび割れたりした模様。良く見ると以前に修理した箇所もあった。
そのままにしておくとひび割れた個所からハニカムに水がしみ込んでくるので、東商戦後、N村さんに修理をお願いした。下の写真は修理中の船底。

N村さんの話では、Inner Skinのカーボンプレートが薄く、ペットボトルなどの面外からの衝撃で割れやすい模様。
ケブラーFRPの場合は粘りがあり、割れたりしないが、カーボンFRPは衝撃荷重に対し弱い傾向がある。
漕手は艇を大事に使うべし。

以上