Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

LSD漕はマズマズ:

合計9周を漕ぐ予定にしていたので、残り6周をSR18でのLSD漕を実施。艇速は2'08"〜2'15"/500m程度。(最後は1'58"/500mまで上げた)
10時頃になると高校生や学生クルーが沢山出艇してきた。主にフォア以下の小艇ではあるが、出艇クルー数が増えると他艇の曳き波の影響が出てくる。1年前はポンドで曳き波の中を漕ぐとバランスが安定せずドタバタになっていたが、今日は大崩れもせず、概ね安定した良い漕ぎが出来た。さすがに20kmを過ぎた辺りで疲労が溜まり、体幹が定まらずグニャグニャしてバランスが崩れ始めた。しかし、気合いを入れ直して漕いだ結果、9周:約30kmを概ね満足の行く漕ぎをする事ができた。LBRCのFlag shipであるVirtu号は構造上デッキ位置(シート高さ)が高く、重心が高いのでバランスをキープするのが難しい艇だが、1年間この艇に乗り続けて、LBRCの中年クルーはVirtuを乗りこなせる様になってきたという事である。難しい艇は、艇を乗りこなそうと努力することで、漕手自身を鍛えてくれるという効果がある。ボートはいろいろな楽しみ方がある素晴らしいスポーツだ。
1X艇などの小艇が多数漕いでいる中で、エイト艇で3時間弱漕ぎ続けたので、我々の発する曳き波で他艇には迷惑を掛けたかも知れない。少々申し訳なかった。しかし、ポンドで漕いだおかげで、高校生強化選手や、日ボのCrew Japanチームの1X漕手の漕ぎを間近に見て漕ぐ事が出来て楽しかった。いろいろ刺激があってポンド9周も飽きずに漕ぐことが出来た。来週からは、通常通り荒川での乗艇練習に戻るが、たまにはポンドで刺激を受けながらの乗艇練習も良いものであると思った。