Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

24kmレース;Gross & Net共に一位!

oyajisculler2010-12-30

今日は今年最後のレース、1Xによる24km耐久レース。
戸田に着くと、天気予報通り曇りで気温が低く、やたらと寒い。
国立艇庫前の土手を見ると、既にK藤さんは艇を組み立てて、リギング確認の出艇をしている模様。K藤さんの馬の横に黒いKAMAKANI号を組み立てる若い女性がいた。今回、紅一点参加のH海道大のI倉さんだ。右上の写真は、出艇前にI倉さんと一緒に撮ったもの。大学1年生という事で、正に親と子の年齢ギャップ。。。彼女に挨拶した後、艇庫で着替えた。
曇りで日がでておらず、気温が低い(4度以下)ので、上着はアンダーウエアの上に化繊の半袖Tシャツを着こんで防寒対策とした。(レース中順風時に暑くて汗をかきまくった。重ね着して着膨れして動きにくかったし、半袖Tシャツをは余計だった)
おやじのスタート時刻は一番スタートの9時30分。時間に余裕をもって戸田に来たが、出漕手続きやBowプレートの受け渡しなどをしている間に9時になった。早速、岸を蹴り軽くW.Up。着込んでいてもやはり寒い。手元が冷たくなってきた。
2100m地点のスタート位置に戻ると、皆さんもう準備万端で揃っていた。
スターターに声を掛け、定刻通り9時30分にスタートした。
岸を蹴る少し前から東の風が2m程吹き、コースと風向きが合致しているので、水面がチャプチャプしていた。こういうコンディションでは良いタイムが出ない。まあ、レースの対戦相手も同じコースで漕ぐのだから条件は一緒だ。1周目の往路(順風)だけでも確り漕ごうと思いながら漕いだ。後続を見るに1周目はおやじが飛ばした分、後続を引き離したように見えた。
2周目以降は、後続を徐々に引き離す作戦でSR23のレートで淡々と漕いだ。
3周目の復路、逆風の中を漕いでいた辺りで艇速が落ち始めてきた。3番スタートのA比奈後選手との艇差が若干縮まった様に思われた。どうやら給水している間に詰められた模様。これでは拙いので、レートを一枚上げSR24とした。すると、また元の艇差(350m程度)に戻ってきた。折り返し時の給水で艇差を詰められる事が分かったので、これ以降の給水は折り返し時ではなく、順風で巡航中に一時漕ぎ止めて給水する方法に変えた。こうすると、折り返し後の相手との艇差確認時に艇差を詰められない。(24kmレースは周回レースなので、レース中の駆け引きも大事。給水をどこでとるかも心理戦の一つだ)
ハーフの12km経過以降は、若干、東風が治まり、水面もフラットになってきた。Gross Timeでも一番を取りたいので、少しレートを上げSR25として、艇速のアップを計った。後半に入るとA比奈選手との差が徐々に開き始め、おやじのGross一番が安全圏に入ってきた。下の写真は、レース中盤を漕ぐおやじ本人:



序盤で東風が強めだったので、レース前に狙っていたペース(2'17"/500m)のペースは全くキープできず、良いタイムは狙えなくなったが、兎に角、今日は連覇を繋げるべく漕いだ。ラスト1周はSR26に上げてペースアップ。
タイム計測者が見守る中、24kmゴールイン。手元のSpeedCoachの表示タイムは1時間56分7秒。
途中給水時に時計が自動的に止まるので、実タイムはSpeedCoach表示より遅いタイムとなる。計測員にタイムを聞くと、1時間56分38秒とのこと。水上にいると汗が冷えて寒くなるので、揚艇し、早速着替えた。
着替え終えた頃に船台へ行くと、丁度、I倉さんがレースを終えて揚がってくるところだった。船台の上で揚艇を手伝っていた狩野じいさんとI倉選手のツーショットを撮影:

皆さん、艇を納艇し、着替え終えたところで、表彰式・懇親会場の国谷へ行った。
国谷に着くと、未だ皆さん到着していなかった。先に到着した者から乾杯&食事。下の写真は先に寛いでいるおやじ、狩野じいさん、Y田さん、そしてI倉さん。

そうこうしている間に、本イベント事務局のT塚氏到着。皆で乾杯した後、早速表彰式開始。
レース結果の一覧は以下の通り:

先ずは、女子の部、優勝者の表彰。といっても女子はI倉さんしか出ていないので24km完漕すれば優勝ということ。優勝賞品を貰ってニッコリのI倉さん:

グロスタイム2位、ネットタイム3位を貰ってニンマリのO此木ポール君:

そしてグロス及びネットの両方で1位のおやじも賞品貰ってニッコリ: