Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

2. 荒川への出艇準備・装備:

荒川は、戸田橋上の岸蹴り場以外で、安全に離着岸出来る場所があまり無い。従い、主に安全上の観点から、以下の点に留意して出艇準備或いは装備を行う必要がある。
1) 体調管理:
スポーツを行う者の基本であるが、体調万全であること。もし、体調に不安がある場合は、荒川出艇を控えること。
2) 艇の整備:
荒川で乗艇中に艇が故障した場合、簡単に艇庫に戻って修理する様な事は出来ない。従い、出艇前に艇を十分に点検し、乗艇中に故障が発生せぬ様に万全を期す。
3) 安全装備:
荒川での乗艇は自然環境の中で行われるものであり、万一の際に対応できるように、安全確保のために以下の様な装備を携帯する。

  1. 排水用スポンジ(モーター曳き波や、白波の浸水、雨水などの排水用)
  2. 工具(乗艇中のボルト・ナットの締め付けや、簡単な修理用)
  3. 携帯電話(万一の際の、連絡用。 防水袋に入れて携帯する)
  4. 尿瓶(乗艇中に安全に放尿する為の装備。 1リッターの上パックなど)
  5. 救命浮輪(所謂、救命具。特に低水温の冬場に必要)

4) 出艇計画の届出:
出艇計画を所属クラブに届け出る事で、万一、帰着が送れば場合に異常があった事をクラブ管理者に知らしめる事が出来る。最低でも、出艇ボードに出艇の行き先と、出発・帰着時刻を記入し、掲示する必要がある。
5) 緊急時連絡先:
出艇時には、乗艇中に異常があった場合の緊急時連絡先(通常は所属クラブの艇庫乃至管理者)を、乗艇時に携帯する電話に電話番号を登録しておくこと。