Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

戸田国際マスターズ2日目;M8+-D優勝!

oyajisculler2010-05-02

今日は戸田マスターズレガッタの2日目。おやじのLBRCは、M8+のカテゴリーD(50〜54歳)にエントリー。
M8+-Dには3クルーがエントリー。LBRCとパルテ会、それと団塊号。練習量から勘案すると勝てると思われるも、問題はレース展開やタイム。
ウォームアップや準備不足で力を出し切れないとレース後にフラストレーションが残る。レースは15時発艇で時間に余裕がある。そこで早めの12時集合として、予め荒川でウォームアップを行った。川に向かう前に風向きを見ると、昨日と同じ南東の風。レース時刻も逆風になることが予想され、逆風対策としてCLAMを付けて梃子比を軽くすることにした。また、水温が上がっているので、SpeedCoachのCAL値も東商戦時の1.022から1%減らして1.012に変更した。(水温が上がると、艇速表示が速めに表示される。5℃で1%程度)
さて、荒川に出艇。ウォームアップメニューはいつもの通り。レース当日ということで、皆さん通常より水中に力が入って艇速が上がった。折り返して逆風の中をパドル30本を4セット漕いだ。レースでのコンスタントはSR34を狙っているが、34をキープできず、32から33程度だった。一旦、揚艇して艇庫に戻り、小一時間休憩。
発艇40分前に再度集合し、30分前に岸を蹴った。既に荒川でウォームアップしてきたので、体は既にスタンバイの状態。いつもよりシートスライドが大きくなった気がした。直前の静止スタートも上手く決まって、自信を持ってステッキボートに付ける事が出来た。水を開けて勝てると思ったので、狙いは3分30秒を切り、我々より若いカテゴリーDの稲門ミドルにタイムで勝つ事を目標にした。
さて、スタート。少々力んでスタート5本は少々バタバタしたが、水中は確り押せており、5本ー10本で半艇身ほどリード出来た。その後も課題の250mから400m付近までの苦しい時間帯を普段より高めのSR35→34で頑張った。500mでは2位のパルテ会に対して1艇身以上の差を付けることが出来た。ここまでは概ね合格点の出来。
さあここから更にリードを広げようと思った矢先、500〜600m付近で逆風の煽りを受け、艇速が鈍った。若くて体力のあるクルーなら、そこから持ち直すのだが、前半で頑張ったためか、一度落ちた艇速を戻すに至らず、SR33までレートが落ち、艇速も鈍った。それでもリードは徐々に広がり、クルー内に「まあ、このまま行けば楽勝だから、程々でいいかな」という雰囲気が感じられた。それでもおやじから、「ここから!」と喚くが、艇速は伸びず。ラスト300mからのスパートモードも不発となった。結果は2位パルテ会に約3艇身差(10秒差)を付けて優勝。タイムは3分32秒。(遅い!!!)下表はこのレースの結果。

一方、M8+-C(43〜49歳)の部で優勝した稲門クルーのタイムは3分28秒。風向きがクルクル変化していたので何とも言えぬが、生タイムで4秒の負け。年齢HCP控除後のネットタイムで見れば、概ねトントンではあるが、悔しい。稲門の方はカテゴリーAの上海から参加の中国クルーと競り合った結果のタイム。でも少々悔しいので、2週間後の全日本マスターズレガッタでは、生タイムで稲門クルーに負けないタイムを出そうと思う。下の写真はLBRCクルーの集合写真。平均年齢:51.5歳。

16時から、観覧席で恒例のマスターズ表彰式と懇親会。
おやじは今年もM1XとM8+の2種目で金メダルをゲット。今年は戸田レガッタ50回大会記念という事で、昨年までより一回り大きなメダルを頂いた。下の写真は今年の金メダル。戸田レガッタ60回大会記念という事で、例年より一周り大きなメダル。

また、レース後の懇親会で、Royal Hong Kong Yacht Club(RHKYC)のメンバーから、11月27日(土)に開催予定のHead of the ARAに出漕したいとの要望あり。普段、荒川で乗艇していない海外クルーなので、シングルスカルレースは無理だが、舵手付き種目の4X+や8+なら、Well Comeと伝えた。確か昨年末時点での予定では香港ChanpionshipレガッタがHoAと日程がダブっていた記憶あり、「大丈夫か?」と確かめたところ、香港レガッタの日程は見直しとなり、10月下旬になったのでHoA参加OKとの事。ならば、おやじは香港レガッタに出漕し、RHKYCとボート国際交流をしてみようかと思った次第。ボートの予定や会社の仕事などあり、全てが思うとおりにはならぬが、スケジュールを確認・調整してみようと思う。
下の写真はRHKYCのメンバーから貰った長袖シャツ。

以上