Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

SRDへの換装&リギング作業:

この作業は、シマノのK原さんに実施頂いた。作業を開始する前に必要な材料及び工具を先ず準備。用意・始め!で作業開始。下の写真は作業開始時のK原さん。

今回は当該規格艇にピッタリ合う長さのアルミパイプを準備してこなかった為、元ついている通常型ストレッチャーのアルミパイプを外してSRDに流用した。この作業に約10分程度を要した。アルミパイプを仮付したSRDを規格艇のギアレールに仮付し、フレーム角やVP高さを調整してゆく。下の写真は仮組みしたSRDで所定の設定数値に合う様にリギング中のK原さん。

SRDは様々な艇に取付け出来るように締め付けボルト数が多い。ざっと見たところ1シートで20ヶ所。これを6角レンチで締めつけてゆく作業。今回は事前仮組み無しの状態で行ったため、結構時間が掛かった。作業完了に要した時間は21分28秒。通常型のリギング作業に対し14分余計に掛かった。
作業完了後、所定のリギング数値通りに設定出来ているかどうかもチェック。下の写真はSRDのリギング確認時の状況:

Pin to VPを48cm(PTHで36cmに相当)に設定したが、下のギアレールの固定位置を確認したところギアレールの一番スターン側ギリギリの位置になっていた。即ち、これ以上SRDをスターン側にセットするにはギアレールをスターン側にシフトする必要がある。しかし、配艇レースでは艇本体付属品の改造は認められないので、これ以上スターン側へは移動出来ないということ。この辺りは背の大きな選手はSRDを規格艇配艇レースで使用する際の制約条件となりそう。(身長で言えば185cm以上の大型選手)下の写真はSRD取付状態を横から撮影したもの。これ以上スターン側へは動かせない。