Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

SRDの規格艇への取付け試験:

午後は、今日の本題、SRDの規格艇への取付け確認試験。試験会場の埼玉県艇庫(中大艇庫の隣)へ向かう。埼玉県ボート協会(W田さん)の協力を得て、同協会管理の1X規格艇をSRD搭載試験に供して頂いた。今回の試験に参加したのは、下記7名:

  1. 日ボ 医科学委員会:2名(委員長と委員のおやじ本人)
  2. 日ボ 施設委員会:1名(委員のN村さん)
  3. 高体連:1名(理事のI上先生)
  4. シマノ社:1名(K原さん)
  5. 規格艇管理者:1名(埼ボのW田さん)
  6. 規格艇製造業者:1名(D社のY古さん)

まず、全員で事務所に集まり、本日の試験内容のブリーフィング実施。今回、日ボとしての審議すべき点は、日ボ主催の規格艇配艇レース、即ち、高校総体本大会及び国体本大会で、SRDを使用して良いか否かを判断するに足る試験及び確認を行うこと。
日ボとしては、おやじの1X艇にSRDを搭載・試用し、その剛性・強度、更に人体へ与える悪影響などが無いことは、先の中間レポートで報告済み。焦点は、規格艇配艇レースの限られた制限時間(配艇開始からレース発艇まで90分)の中で、ストレッチャーをSRDへ換装可能か否かという事。I上先生の経験では、通常のリギングは30分〜40分程度とのこと。(通常40分以内には完了)そこで、通常ストレッチャーのリギング時間に対して、SRDへの換装及びリギング作業がどの程度余計に時間が掛かるかを計測することにした。
ただ取り付けるだけではリギング調整にはならないので、予め、通常型及びSRDの両者に対して、試験のためのリギング数値を決めた。下記は今回試験に用いたリギング条件:(単にリギング調整様に仮設定した数値)

  1. 通常型:ボード角:42度、Heel Depth:14cm、Pin to Heel:33cm、
  2. SRD:フレーム角度:50度、Virtual Pivot高:0cm、Pin to VP:48cm、