Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

1X夜間乗艇;今年初の2000mTT

oyajisculler2009-06-18

今日は今週2回目の夜間乗艇。7月の第1週、長沼で開催される全日本社会人選手権に向けて、今日は第1回目のレースペーストレーニング。社会人選手権はこれまで1000mレースだったが、今年からボートの王道・本格レース距離の2000mとなった。おやじはボートを始めたのは大学から。人生の中で最も激しくトレーニングした大学生時代は、新人時代の学内レース(ナックルシックス)からレースといえば2000m。これ以外の距離のレースには殆ど出たことがない。従って、ボートといえば、起承転結のはっきりした2000mレースが頭と体に刷り込まれている。これまで社会人選手権が短い1000mレースだったので、ペース配分をどうすべきか悩ましかったが、今回は2000mなので問題なし。
さて、前段が長くなったが、先ずは現状の実力を確認する上で、2000mTTをやってみることにした。
これまで実施してきた短漕メニューは下記の通り、各々レース距離との指標関係があると見ている:

  • 250m*12:500mレースペースの指標、
  • 500m*6:1000mレースペースの指標、
  • 1000m*4:2000mレースペースの指標

2000mレースペースの指標である1000m*4発の平均で2'02"/500m(85%負荷レベル)を出している。今日は2000m一発のみであり、90%負荷レベルの2'00"/500mのペース、即ち、8'00"辺りを狙ってみた。
一発だけなのでW.Upは6km程度と長めにとった。(軽めLP:2km, パドル10本+長めNW、静止スタート練習などで4km)
W.Upの間に風向きをチェック。殆ど南寄りの弱い風で、殆ど横風でどちらが順風なのか良く分からなかったが、ランドマークの傾きを見ると、微かにスタートからゴール方向に吹いている様に見えた。そこで0m地点からゴールまでの2000mで実施するこことにした。ついでにSpeedCoachの距離表示とマイルストーンの距離を見比べると、SpeedCoachの表示が1%程度短く表示されていたので、とりあえずCAL値を前回設定した0.916から0.926に変更した。スタート前にSpeedCoachのメモリーをリセットして準備完了。
スタート地点、4レーンに着ける。後方をチェックし、邪魔なクルーがいないかどうかを確認。さて、スタート。静止スタートから100mまではATP-CP系+解糖系の無酸素運動なので、2000mと言えど惜しまず飛ばす。(但し力まないように)その後はフォワードをリラックスしてコンスタントへ移行。出だしのペースはマズマズ。今日は90%負荷レベルであり、フォワードで確り休めるレート:SR28程度で漕いだ。500mを過ぎ、少しリラックスしすぎるとレートが落ちてペースが落ちるのが分かった、何とか2'02"〜2'03"をキープすべく淡々と漕ぎ進める。1500mを過ぎ4Qに入ったところで水中の強度を高めるべく頑張る、ラスト300mからエイト同様にレートを少しずつ上げペースアップ。シングルスカルだと独漕ではラストスパートに気合が入らない。この辺りがチームボート系漕手の悩み。まあ何とか頑張ってラスト100mはスパートし、ゴールライン通過。今回もスタートラインの5m程手前からスタートしたが、ゴールラインでSpeedCoachの表示が2000mに僅かに届かず、2本程余計に漕いで終了。感触としては10m程余計に漕いだ様だ。
さて、タイムの方は8'02"4で8分は切れなかった。先に述べた10m余計に漕いだ分を補正すると、陸上計測換算で8分00秒ジャスト程度となる。これは概ね本日狙ったペース通り。(90%負荷レベル)
本番レース前に、後何度か2000mシミュレーションを行い、練習で8分を確り切ってレースに臨もうと思う。