Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

乾舷計測;

レク艇の大きな要件の一つに多少のラフコン(白波チラホラ、波高30cm程度)でも安全に漕ぐ事が出来ると言う項目を折り込んでいる。また、琵琶湖での周航にも使いたいということもある。この意味で乾舷を大きく取るというのは重要な項目の一つである。今回使ったこの艇で、今後ラフコンにおける試験も行う予定であるが、先ずは現状の乾舷を計測した。
今回クルーの体重:C:65, S:75, 3:81, 2:97, B:72, 合計390kg、平均78kg
まず5名乗船における艇の姿勢および浮き具合は下の写真の通り。戸田コースで漕ぐならこの乾舷でも全く問題ないが、少し荒れたコンディションでは少々厳しいと思われる。

次に乾舷を実際に計測。計測箇所は#B, #3, #Cの三か所各々の数値は以下の通り。

  • Bowシート:19.5cm
  • #3シート:19.0cm
  • Coxシート:18.5cm

乾舷から求めた水面からシート座面までの高さは19.0-9.7=9.3㎝。日ボ規格艇4X+艇(シェル艇)8.5cmなので若干高めのシート位置。ナックル艇に比べると少し低い感あり。乾舷およびシート高共に後1cmは高めにしたい。