Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

午後は1Xで秋が瀬往復;

昼飯(カレーライス)をタップリ食べ、2時間ほど休んだの後、1Xを担いで荒川へ。ここ2週続けて1Xで荒川乗艇している。昨年末購入したばかりの新艇Goten号に傷を付けたくないので、岸けり・揚艇(水切り)について、以下の要領で慎重に荒川に出している。

  1. ブレードネック部を紐で縛り、陸送途中でスカルオールがバラけぬ様にする。
  2. 艇を右肩の上に載せ、右手でリガーを持つ。もう左手でスカルオールを持つ。この際にハンドルを前方にして持つ。
  3. 横断歩道では、周囲に注意しながら左手で持ったオールのグリップエンドで信号ボタンを押す。(周囲に横断する人がいれば、ボタンを押してもらう)
  4. 階段を上る際は、上流を向き、艇を階段と並行にする。(慣れれば斜めにした方が上りやすい)
  5. 土手を下ったら岸けり場の石段手前にある草地に一旦、艇を下ろす。(1X艇は軽いので草地に下しても船底に傷がつく事は無い。)
  6. オールをクラッチに取り付け、直ぐに漕ぎだせる状態にてから艇を両手に抱えて(腰高の位置で)石段を下り、水面に艇を浮かべる。浮かべたら直ぐに岸を蹴って沖合に出る。(水際でモタモタしているとウェイクボードの曳き波を食らう可能性がある)
  7. 漕ぎ終えたら、下流から上に向けて艇を岸蹴り場に着ける。
  8. 艇から降り、オールを艇内に引き込み、艇を持ち上げられる状態にする。この状態で両手で艇を抱えて(腰高の位置で)草地まで運び、艇を草地に下す。
  9. 次にオールをクラッチから外し、オールを運ぶ準備としてネック部を紐で縛る。艇を左肩に担ぎ左手でリガーを持つ。オールはハンドルを前にして右手で持つ。(復路は往路とサイドチェンジして持つ)土手の会談を上る時は、土手を下りた時に信号ボタンが押せる様に上流を向いて上る。

細かい点については、Head of the ARA HPの下記サイトに1Xの荒川出艇要領に纏めてあるので参照されたい。
http://partezrowing.com/ARA/2007hoa/Arakawa1x.pdf
さて、1X乗艇の方は、社会人選手権が2週間後なので、スプリントトレーニングの為に往路は250mのセットメニューとした。5セットを終えた処で伴走モーター付きのフォア艇に追い越された。引き波を食らう状態になったので、スプリントトレーニングを中断し、後はLSDとした。
丁度、南風と川の流れが喧嘩して波が出始めてきたので、ラフコンを楽しむ様なイメージでユッタリと漕いだ。川では珍しいことだが、風浪が発達して波長8m程度の小さなウネリになっていた。順風なので進行方向とウネリが同じ方向になり間欠的に波乗り状態で漕ぐ形となった。面白かったのは艇の中央が波頂に乗り舳先と船尾が浮く時は艇速がスイスイと上がり、逆に艇の中央が波と波の間の窪みに嵌ると低速がグッと落ちる事が分かった。
復路は逆風が吹くラフコンの中をユッタリ漕いだ。逆風では波を次々と超えて行くので前術の波乗り状態にはならないが、確りとバランスをキープし、ブレードで水面を擦らない様に心がけて漕いだ。今日はバランスが確り取れて、ラフコンを楽しむことが出来た。艇の形状がラフコンに強いことも恩恵にあずかっている。今日の1X乗艇はEnjoy Rowingに徹して楽しめた。