さて、先週の乗艇でフィニッシュ周りのブレードワークに認識の違いがあることが分かった。ブレードワーク理想型に関する認識統一を図るために、昨年9月に纏めたブレードワーク解説図集(下図:これまでに作成したブレードワーク関連解説図をA3一枚ものに纏めたもの)を予めメールで配布した。
今日はこの解説図の中にあるフィニッシュ周りのブレードワークにフォーカスし、改善を図ることとした。ポイントとしては;
- フィニッシュは押せるところまではブレード一枚キッチリ入れて押し、
- これ以上一枚入れると腹を切るという一歩手前(ハンドルが体の手前10〜15cm)で、腕と上体を脱力し、ハンドルをドロップダウンしてブレードを離水する。
- ブレード離水しながら瞬間的に"クルッ"とフェザーターンし、離水とフェザーターンを同時に完了する。
- 上記2.離水と3.フェザーターンはストロークレンジの終点(即ち、ハンドル引き切り)で完了する。(昔のボート教本に書かれていたハンズアウェーしながらブレード離水やフェザーターンする要領は、最新チョッパーオールでは効率良いブレードワークではない)
- 上記1.〜4.の動作と連続して、ハンドルを膝前まで素早くハンズアウェーし、1)からハンズアウェーまでを素早い1モーションで動かす。(フィニッシュで休まない)