Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

エポキシ系接着剤について:

(*)スリーブ内側には滑り止めの畝(凸)があり、接着材は結構なボリュームが必要となる。通常のDIYショップで売られているチューブ入りのエポキシ接着剤ではスリーブ1本交換に足りるかどうかと言ったところ。従い、専門の業者さんから大容量の接着材を直接購入した方が良さそうだ。ネットで色々調べたが、木製カヌー製作ショップHiro Wooden Canoe Shopが販売している米国System Three社のエポキシ系接着剤T-88ゲルが丁度良さそうだ。試しに1パイントセット(約475ml)を1個(4100円)注文した。
(注記)

  1. 接着剤にはいろいろあるが、スリーブ交換に用いる接着剤は2液性のエポキシ系接着剤を用いる必要がある。エポキシ系接着材は2液を混ぜることで化学反応により硬化するもの。溶剤を使っていないので硬化時に容積が減らない。(溶剤が乾く訳ではない)また、接着性が良く、強度も強い特徴がある。
  2. 通常の一液性接着剤は中に含有されている溶剤が気化する(要するに乾く)ことで固まるが、スリーブの中で密閉された状態では中々乾かないのと、乾く際に容積が減るので、スリーブの接着には用いることが出来ない。
  3. ポリエステルパテについても溶剤が含まれているので、硬化時に溶剤が蒸発して容積が少し減るのでスリーブ内に隙間が出来てしまい適当でない。