Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

エルゴModel-Dハンドルのグリップ交換:

T大がH16年度に購入したModel-Dのハンドルグリップが破けていたが、昨日見ると新品のハンドルに交換されていた。「何で新品のハンドルと交換したの?」と後輩に問いただすと、ミネルバに相談したがグリップの交換は不可能で、ハンドルごと交換しないとダメだと言われて、「ハイそうですか」と1本9000円近いハンドルを3本ポンと買ってしまったとのこと。知恵の働かない後輩の行動に呆れるおやじ。
「新替えで外したハンドルを持って来なさい」と後輩に伝え、グリップを外したハンドルを観察。(何故か理由は分からぬが3本共、左手のグリップがダメになっていた。)単純な話が、エルゴのグリップはスカルオールのグリップと同じで使えば磨り減る消耗品。破れたらグリップを付け替えれば良いだけの話である。自分でスカルグリップの交換をしたことが無いから、今回の様に無駄銭を払う羽目になる。
エルゴは使用頻度が極めて高いので、通常のスカルグリップでは1ヶ月も使えば磨り減ってダメになる。従い、エルゴのグリップには、丈夫なスイープオールのラバーグリップ(C2 アジャスタブルハンドル(最新型でなく旧式のタイプ)用の黄緑色のグリップ:下の写真のアウトハンドグリップ)を取り付ける様にアドバイスした。

このグリップの交換は至って簡単。鍋にお湯を沸かし、水蒸気がボコボコと沸騰したお湯の中に黄緑色のグリップを入れて熱し、エルゴのハンドルに「スポン!」と押し込めむだけ。ポイントは、確り沸騰したお湯を使うことと、お湯から出したら5秒以内に押し込むこと。=十分に熱してあれば押し込むだけで入る。(勿論、グリップ交換作業時はハンドルをエルゴから予め外しておくこと)今回グリップを交換したものが下の写真。グリップエンドにある穴がハンドルの凸のボッチより径が小さいため、綺麗に通らなかったが、見た目だけの問題。右手のOriginalグリップの太さと握り比べてみたが、全く違和感無し。これでOKだ。因みにこの黄緑色のSweepオール用のグリップは1個750円。ハンドル毎交換する場合より1/10以下の費用で済む。尚、このグリップを交換したハンドルは、Model-Cのエルゴ機に取り付ける予定。Model-Dハンドルグリップが破けたら、上記の要領でグリップ交換しよう。交換用グリップは、C2スイープオール用のグリップを利用されたし。