Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

クロスオーバー時のリギング変化と補正:

上記の通り、予選と敗復でスパン中心を変えて漕いでみた。感触では、5mmスパン中心をB-side寄りとした方が漕ぎやすかった。艇中心にスパンを合わせた敗復では、クロスオーバー時にB-sideハンドルのオーバーラップが大きく感じられ、違和感があった。1X艇では誰でも多かれ少なかれ、クロスオーバー時に艇をS-sideに傾けて漕いでいる。艇を馬に乗せて艇を傾けると分かるが、上がった方のリガー(B-side)はスプレッドが小さくなり、下がった方(S-side)はプレッドが大きくなる。これを図学的に解析してみたものが下の図。クロスオーバー時の艇傾斜を1度とした場合、スパンの中心は4mm(オールの太さまで勘案すると5mm)ほどS-sideに移ることが分かった。明日の準決勝は、この解析結果に基づき、リガースパンの中心をB-side側に5mmシフトして、クロスオーバー時のリギング変化を補正して漕ぐ予定。(リガースプレッドで言えば、B:79+0.5=79.5cm, S:79-0.5=78.5cm、合計158cm = 予選時の設定に戻す)