今年1月の日ボコーチセミナーで専任コーチのGP(ジャンニ)が解説した資料によると、1Q:+3.0%, 2Q:-1.0%, 3Q:-1.9%, 4Q:+0.3%。しかしながら、合計すると0.3%になってゼロに戻らない。四捨五入の問題でもなさそうだし、やはりイタリア人、結構aboutだ。ということで技術屋のおやじとしてはゼロに戻らないと気が済まないので、少し手を加えて、1Q:+3.0%, 2Q:-1.0%, 3Q:-2.1%, 4Q:+0.1%とした。これなら合計ゼロに戻る。さて、
- 1Q:3.0%。やはり最初に飛び出すことが勝つための必要条件。しかし、列強クルーによる6杯レースなので、無理をし過ぎない程度というのが3%ということだろう。
- 2Q:-1.0%。1Qでの飛び出しを2Qでは少し押さえたペースという感じ。ここで無理すると後半に祟るということか?
- 3Q:-2.1%。やはり、3Qが最もペースが落ちるが、落ちすぎないところが流石に世界トップクラス。
- 4Q:+0.1%。最後にもっとペースを上げて追い上げるクルーもいるが、優勝クルーは殆どが選考逃げ切り型なので、ラストQは余り余力が残っておらずペースアップはそれ程でもないということ。しかし、平均ペース+αになるところが、流石だ。