Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

日ボHPに掲示されている公認コーチ育成について:

本ログの巻頭で、日ボの目的が不明瞭だと言ったが、参考までの日ボがHPに掲示している表現は下記:

  • ボート競技の普及・振興に欠かせぬ指導者養成を、(財)日本体育協会(以降、日体協と称す)との共催による、公認スポーツ指導者制度に則とり進めてきました。少子高齢化の進行や顕著な企業間格差が生じる国内経済状況など、スポーツを取り巻く環境変化に順応し、且つ、時代のNeedsに適応した知識・技能を有する指導者養成を目的に、日体協は本平成17年度から新たな制度を導入しました。制度改定に的確な対応を図るべく、改定の骨子ならびに、当.日本ボート協会が立案した対応策案をHP上に掲載し、広く全国漕友の皆様からのご意見を聴取し検討を重ねて参りましたが、下記のとおり最終決定致しました。この間、多くの貴重なご意見を頂戴したことに対し、心から感謝申し上げますとともに、新たな制度に則とる指導者養成事業に対し、従前にも増してのご協力を賜りますようお願い申し上げます。

冗長に書いているが、目的や方針と言えるものは明記されていない。H18年度の講習会の案内http://www.jara.or.jp/info/fukyu/H17kousyuukai/0626apply.pdfの巻頭に書かれているのは:

  • 競技者の競技能力を正しく把握し、目先の競技成績にとらわれることなく、競技者が保持する資質と能力が100%開花する将来を念頭においた指導ができる指導者の育成を図ってまいります。

気持ちは分かるが、公認コーチの目的全体を表しているものではない。日ボの場合は、どういう手順で公認コーチの資格を得られるのかという、How toは書かれているが、日ボとしてこの公認コーチを育成する目的や方針という大前提が抜けている様にしか見えない。