Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

エルゴ上手は、漕技も上手:

最初にエルゴとRowingは違うとか、Ergerはダメだと言ったりした。しかし、優秀なRowerがエルゴを漕ぐと、美しく全く無駄の無い漕ぎを見せてくれる。例えば先日のエルゴの戸田大会での長野のIさん(48歳で6'52")の漕ぎは素晴らしく美しかった。おやじ自身も45歳で6'55"だから、滑らかでロスの無い効率的な漕ぎをしていたと思う。それでは、Rowingの上級者がエルゴを漕ぐときに如何なるところが良いのか、要点について纏めたい。:

  1. 優秀なRowerは、フォワードもドライブ中もハンドルが水平に動き、上下動が殆ど無い
  2. 優秀なRowerは、キャッチ前のギャザーコントロールが確り出来ており、キャッチでの跳ね返りがスムーズ
  3. 優秀なRowerは、ドライブのレッグドライブ→ボディースリング→ハンドプルの連携がスムーズで、Forceカーブが美しい一山を描く。
  4. 優秀なRowerは、ペースコントロールが確りしており、500mペースの時々刻々の誤差が殆どない。(時々刻々のブレは1秒以内)
  5. 同じ基礎体力を有する漕手が2名いたと仮定して、片や優秀なRower、片やErgerだとすると、2000m漕の記録は、優秀なRowerの方が良い記録が出る。実際の乗艇では更に大きな差となる。

さあ、理屈が分かったら、正しくエルゴを漕ごう。先ずはロングから始める事を薦めたい。
以上