Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

エイトのB-side整調は妥協の産物:

おやじのS-sideに関する自論は上記の通り。大学クラブにおいては、新人選手のサイド振り分けは上記が常道だと思う。結果として大学エイトの整調はS-sideとなるのが自然だと思う。B-side整調の大学エイトを最近良く見かけるが、大学ボート部においては、これは初期のサイド選定が上手く出来ていなかった妥協の産物の様に見える。恒常的にB-side整調の艇ばかりが多いクラブは、おやじから見ると新人時代のサイド振り分けを間違えた結果に見える。そういうクラブでは、サイドの漕力バランスが上手く取れていないと推察する。
尚、一流漕手ばかりを集めたナショナルクルーに関しては、上記の話は当てはまらない。出来上がった漕手の中で最善のシート配置を選択するだけの話であり、結果としてB-side整調となることもあろう。本件に関しては異論はない。(大学クラブにおけるフォア以下の小艇についても、ある意味エイトのスペアであり、残った漕手で最善のシート配置をするしかない。)