Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

B)ブレード面積

ブレードの面積をOriginalに対して±10%変化させて、シミュレーションした結果を下図に示す。(ブレード形状は何れも相似形で変化させた)今回のシミュレーション速度4グループの何れの速度粋においても、ブレードの面積を大きくした方が、艇速、効率共に改善する結果が得られた。4つの速度グループ中で、レースペースに最も近いGroup D(2'15"/500m)の結果を見ると、艇速で0.26%の改善となっている。これを500mペースに換算すると、0.35秒であり、有意の変化ではなさそうである。おやじの考えでは、ブレードを大きくするとフェザーターン時の取り回しがやや難しくなること、強い逆風時はキャッチ前に風に煽られやすいこと、エントリーやフィニッシュ時のハンドル上下動を大きくする必要があり、操作しづらくなる方向にあるので、取り回しに問題が無い範囲で、ブレードは大きめのものを選択するのが良いと考える。