Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

練習での脚蹴り:

  1. 新人向け:新人に脚蹴りを教えるときは、先ず最初に正しい脚蹴りの定義を教育することが肝要である。
  2. 一方、新人漕手は強く漕ぐことが中々実行できないので、練習の中で脚蹴り5本程度(未熟なクルーは、3本では決まらないし、10本は不可能)を時折、入れて強く押した時の感覚を覚えさせるには有効。
  3. 2年目以降の選手:コンスタントを強くすることを徹底的に練習する。レース中盤での戦術として脚蹴りを使うのであれば、本来の意味での脚蹴りを普段の練習から取組む。乱発は間違ったイメージを擦り込んでしまうので、やってはならない。
  4. クラブ代表選手:正選手となればコンスタントを確り漕げることが前提。あとは中盤での戦術として何を使うかを普段から試す必要がある。合宿して同一クルーで頻繁に乗艇しているのであれば、この難しい「脚蹴り」が本来の意味での戦術足り得るであろう。しかし、練習では脚蹴りが100%成功できる様に取組む必要がある。尚、脚蹴りよりレートコントロールの方が戦術として有効であると考えるのであれば、無理に脚蹴りを戦術として強行する必要はない。