Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

現地での整備作業:

  1. オールを借用する場合は、借用したオールの銘柄・仕様を確認。次に全長を確認して、インボードを調整する。(今回は、インボード114.5cmに合わせる)
  2. オールにシート番号を符番(ビニールテープを貼りマジックで書く)。次にブレードピッチを計測する。C2 Big Bladeのブレードピッチ計測要領はConcept 2のHP(下記URL)に記載の通り。計測したブレードピッチはシート番号の横に書き込むと同時にリギング記録表に記録する。http://www.conceptii.com/pdf/pitchmacon_bb0102.pdf
  3. 借艇した艇のリガースプレッド(84.5cm,不可なら出来る範囲で近づける)及びワークハイト(Sペア17.5cm, Bペア16.5cm, その他17.0cm), ヒールデプス(16cm)を調整する。
  4. クラッチ軸の角度は前傾0度にする。外傾は1度〜2度の範囲で調整。(出来る範囲で可)
  5. ストレッチャー位置(ヒールディスタンスd)を自分の適正位置に調整する。(d=30cm+(身長-180cm)/2程度)デッキにビニールテープを貼り、クラッチ軸からの距離を、26cm〜32cm程度の範囲でテープの上に2cmピッチで書き込む)
  6. レール位置を調整する。自分の適正なレール位置が分からなければ、レール後端位置をレール下のウェッジ板の後端に合わせる。(今回、#4,#5のバウサイド側のレールが故障しているとのこと、要修理)
  7. 計測したオールのブレードピッチに合わせて、クラッチ本体の前傾角を調整する。オールとクラッチ本体の合計ピッチが4〜5度程度にする。(エンパッハクラッチの場合は、C2クラッチと角度調整システムが異なる。調整方法を貸し出し元に確認する。円錐軸方式、或いは、角度調整プレート式か?)
  8. COX BOXのケーブル、スピーカー、シートセンサーを取り付ける。
  9. 全体を見回し、問題点が無いかどうかチェックする。
  10. ビニールテープを持って乗艇し、リギングの最終確認。ブレードピッチの微調整はビニールで補正。大きな調整を要する場合は、陸上で再調整する。