Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

シートコロの交換:

乗艇前に、Virtu号の整備。先週の乗艇で#2シートの滑りが悪くなったという事で、ベアリングコロ4個を全て新品と交換した。このシートは4年程前に購入したもの。LBRCの利用頻度(週1回程度)だと、4年程度でコロを交換する必要があるという事。
具体的に言うと、コロが摩耗して車輪の直径が5mmほど小さくなりシートシャシーのレールガイドの底面が下がり、レールガイドの下に擦って滑りが悪くなったという事。このシートは中国製だが、コロ車輪の樹脂が耐摩耗性に乏しい素材の模様。欧州の一流パーツメーカー製のコロならもう少し耐用年数が長いのだが、まあ、値段も半額程度なので耐用年数も半分程度という事か?

荒川で涼しく乗艇:

天気予報では、午前中は曇り時々雨、気温は30℃未満と、この時期にしては涼しげな天候。実際、乗艇中もその通りだった。という事で、酷暑の時にはレートや強度を押さえ気味にしていたが、今日は日差しもなく、暑くないので、少し頑張って漕いだ。
トータルの距離は秋が瀬M字往復の22km。往路は両舷によるフィニッシュワークの後、2週間前から新たに取り組み始めたキャッチワークを実施。(両方ともノーフェザー)
キャッチワークの方は、取り組み始めてから日が浅いので、きちっと決まらないが、今日は少し改善の兆しが見えた。今後も継続すれば序々に良くなるだろう。
W.Up後は秋が瀬鉄橋までSR18のライトパドル。今日は珍しくB-sideに傾く傾向があった。
軽い逆風の中、SR17.5で艇速2'14"/500m程度。艇速は今一伸びなかったが、バランスがまあまあ安定していたので、良く漕げた。
折り返して大曲までの間にパドル短漕20本*5セット。SR30〜31で、1'38"/500m程度だった。このメニューでは、キャッチレンジを大きく取るほど(有効レンジが長いほど)、艇速が伸びる事が確認できた。
大曲で折り返して、低レートライトパドルで秋が瀬まで戻り、秋が瀬から大曲までSR24のAT漕を実施。先週は酷暑なのでSR22にしていたという事だが、今日は前述の通り、酷暑ではないのでレートを2枚上げてSR24とした。先週まで強度を落としていた事が癖になってしまったのか、序盤はレートが23以下まで落ち、艇速も2’02”/500m程度まで落ちたが、レートを24に戻し、艇速キープをクルー全員に呼びかけたところ、SR23.5, 1’59”/500m程度で中盤を漕いだ。ラスト500m辺りからはSR24.5m、1’57”/500m辺りまでペースアップして終了。”やれば出来る”の典型だ。この時のおやじの心拍数は172程度だった。
AT漕の後は、戸田橋までSR18弱のライトパドルで戻ったが、途中から空が暗くなり、遠くで雷鳴が聞こえ始めた。途端に気温が下がって風が強く吹き始めた。漕ぐ我々にとっては涼しくて丁度良かったが、更に雲が厚くなり、大粒の雨がバシャバシャと降ってきた。艇内に雨水が溜まり始め、漕ぐたびにバシャバシャと艇内の汚れを洗い落してくれた。おかげで、今日は艇内が掃除されて綺麗になった。
岸けり場で揚艇する頃には土砂降りや雷鳴は治まり、無事艇庫に戻る事ができた。
今日の様な天候だと、真夏の乗艇も熱中症の心配をせずに漕ぐ事が出来る。
以上