Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

AT漕:2000m x 3

oyajisculler2011-02-16

今日は週1回の平日夜間乗艇。会社を定時に上がり戸田へ。埼京線が車両の故障で5分遅れとなり、その影響で18時45分頃に艇庫に到着。見るとK登さんが着替えて、既に艇庫に降りていた。珍しく、平日夕刻の乗艇が同じタイミングになった。初めてかな?
いそいそと着替えて艇庫へ降りた。K登さんが先に艇庫を開けてくれたので、ここで電車の遅れを挽回。19時には岸を蹴る事ができた。
今日は殆ど無風のベタ凪。競艇場のゲートも開いており、2000mがフルに使えて最高のコンディション。おまけに日中の気温が10℃以上まで上がったので夕刻も気温が7℃?程度あり、乗艇にはベストな状態。

AT漕トレーニングの狙い:

さて、今日のメニューは、AT漕2000m x 3本。レストは軽めのライトパドル2000mとした。狙いはAT域(Anaerobic Threshold:有酸素運動無酸素運動の閾域)で長めの距離を漕ぎ、VO2 max.値の改善を計ること。2月初めの戸田ロングレース(3km)のタイムが13'00"(Ave.:2'10"/500m)と冴えない記録だった。エルゴの記録(6'44"9)に比べて、悪すぎるタイム。冬場の朝9時で体が動かなかったという事が一番の原因だが、有酸素運動で出しうるMax. Powerレベル(ATレベル)が低すぎる事も大きな要因の一つだ。考えてみれば、エルゴはさておき、12月下旬から1月までの乗艇練習は、低レートでのUTが主体であり、AT漕のトレーニングは殆どできていなかった。

AT漕の結果は?:

レースペースのトレーニングをする時の定番W.Upメニューで、往路2000mをノーフェザーによるフィニッシュワーク、復路はフェザー付きでレースペース短漕のアップを入れた。静止からの力漕で1'41"/500mの艇速が出た。
W.Up:4kmの後に本番メニューに入った。2100m地点から100m地点までの2000mをSR26で、2'10"/500m以内のペースをキープする様に漕いだ。ほんの少し順風気味であり、概ね目標ペース以内で漕げた。でも1000mを過ぎた辺りから少々苦しさを感じた。苦しい位の負荷が掛かっていないと良いトレーニングにはならないので、丁度良い負荷という事だろう。
2発目は、体が温まったので、リズムは軽くなり、SR26キープが楽になった。しかし艇速は1発目より少し落ちた。楽に漕げるという事は出力が落ちている証拠であり、苦しさを感じる位頑張らねばならない。
3発目は、リズムと1本1本の水中の押しを重視して漕ぎ始めた。結構良いリズムで漕げているな、と思いつつ、チラリとモニターを見たらSR24。2'15"/500mなんていう遅いペースだった。これじゃ楽な筈。慌ててレートを上げ、徐々にSR26まで挽回。なんだかんだ600m過ぎまでSR25以下で漕いでしまった。ラスト500mはレートを上げてAT漕終了。
揚艇後、帰りの電車の中でSpeedCoachのモニターでチェックした3発の平均ペースは以下の通り:

  1. 2'08"3/500m, sr26-26.5
  2. 2'10"6/500m, sr26
  3. 2'11"6/500m, sr24.5-26

3発の平均:2'10"2/500m
と言うことで、概ね狙ったペースで漕ぐことが出来た。今日はUpも入れてポンド4周:16km。
前述の通り、おやじのウィークポイントはATレベルの低さにありそうなので、今後も今日の様なAT漕も積極的に練習に織り込んで行こうと思う。
以上