Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

AM:LBRCエイトで荒川出艇

今日はエイトクルーには入らず、1Xで乗艇する予定だったが、K登さんが、午後にP会のエイトに代漕で乗るので、午前は1Xで出艇したいとのこと。代わりにおやじがエイトに乗ることになった。Virtu号は先日のログに記載した通り、ガンネルのフランジ部のCFRPを補強修理した後の最初の乗艇。見た目も綺麗に仕上がっており、漕いだ感じも少し堅くなった様な気がした。下の写真は一昨日撮影したガンネルの状況:

さて、今日は卒業したてのT石君が乗ることになっていた。本人は艇庫に来ていたのだが、エイトに乗る予定を失念し、ローイングスーツを持参して来なかったとの事。代わりに今年9月まで現役対校選手で漕いでいたO田君が漕いでくれる事になった。若い人が乗ってくれるのは大歓迎。
早々に準備して早速出艇。漕ぎだしは少しバタバタしたが、若いO田君がB-sideに乗ったので、水中が強くなり、いつもより良い艇速が出た。(いつもB-sideはサイド負けしている)おーヨシヨシ!主にSR20未満での低レートライトパドル12分+レスト2分で漕いだが、いつもより水中が強く押せて、良く艇が走った。(2'05"/500m, SR19程度のペース)
秋が瀬のM字往復22kmを漕いだが、途中でパドル20本の短漕も実施。SR30の低めのレートで1'40"/500mを切る艇速が出た。低レートライトパドルの艇速も伸びたしやはり若者が一緒に漕ぐのは楽しい。頑張って漕いだので、いつもより負荷の高い良い練習となった。

PM:1新低進水式:

午前のエイト乗艇を終え、午後は1X新艇「向島」のリギング設定及び進水式
まず実施したのが本艇を置くための置き場の確保。浅野艇庫の現状を見るに、きっちりセオリー通りに1X艇が配置されていない。アーム位置を設定しなおして、下段に1X:4艇が綺麗に置けるにした。これで4艇それぞれが単独で出し入れ出来るようになった。
新艇のリギング作業と並行して2X艇「烏騅」(いままで名前が書かれていなかった)の艇名シール貼り付け作業を実施。これはK登さん及びT柳さんに作業を依頼。下の写真は艇名シールを張り付けた烏騅。これで漸くこの艇の名前が烏騅であることが分かるようになった。これ、重要な事だ。

さて、いよいよ新艇:向島のリギング調整作業に入った。作業はおやじとMさんの2名で実施。下の写真はリギング作業中の向島。SpeedCoachのインペラーやケーブル一式も取り付けた。

下はリギング作業を終えた向島のコックピットまわり。


以下は本日設定した向島のリギング数値:

  1. リガースパン:159cm(スパン値メジャーをリガーブロックに書き込み済み)
  2. Heel Depth: 150mm
  3. ワークハイト:B-side=178mm(Max.181mm), S-side=150mm(Min.147mm), 左右差28mm、(在庫艇を購入したので、左右ハイト差を大きく設定すると、ハイトの上下調整範囲が限定されてくる。。。)
  4. クラッチブッシュ角:4°、(ピンの前後傾をチェックしたが、B-sideのピンが1度後傾していた。まあ、在庫艇だし、こんなものか??)
  5. 艇重量:SpeedCoachケーブルやインペラー一式を装備した状態で艇重量を量ったところ、14.8kg。(銘盤に書かれていた重量は14.5kg)
  6. オール:以前、焔用としていたC2製Big Bladeオールを向島専用とした。下の写真の通りシャフトに名前も書きこんだ。(全長287cm, Inboad:86cm)


さて、リギング調整を終え、本艇の命名進水式。2人では少々寂しいので、合宿所内にいた学生コーチ2名(N川君とI本君)に声を掛け、命名進水式に立ち会って貰った。下の写真は命名式の様子。舳と船尾にお神酒をかけて進水の準備。



さて、早速、向島の進水。先ずは艇を担いで船台へ。

船台から進水するおやじ。500mほどしか漕がなかったが、81kgのおやじが乗っても艇が沈みすぎるような事はなかった。設計体重は70〜85kg程度。漕いだ感触も上々。

Mさんも乗艇。100kg近いMさんが乗っても大丈夫。(艇名:向島の文字の下端が水面に掛かっていたが。。。)

これで整備・進水式完了。
LBRCメンバーやT大コーチで向島に乗りたい者は、Webschedulerに利用予定若しくは実績を記入すれば、利用OK。
どんどん乗って、上手くなろう。但し、艇は大事に扱い、壊さないように!
以上