Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

新人対科レース観戦

oyajisculler2010-08-09

今日は東大ボート部新人による夏の対科レースが開催された。
このレースは東大の新人による学内レースで、毎年夏と秋に行われている。おやじの新人の頃は、夏の対科レースは、ナックルシックスを使い、2000mレースで行われていた。
ここ10年程は、1000mに短縮されていたが、新人の育成・強化を狙い、昨年から2000mに戻し、舵手付きクォードにより実施されている。今年はこのプログラムになってからの2年目ということで、昨年からどの程度改善できているのか、非常に興味を持っていた。
という事で、今日は午後休暇を取り、新人対科レースを観戦させて貰った。
ウォームアップから見たが、新人とは思えぬ確りした水中と安定したバランスで艇速が確り伸びていることに感心した。昨年とほぼ同じプログラムで育成しているが、昨年のF/Bを生かし、指導方法が改善していると言う事だろう。新人コーチ・トレーナーのアドバイスをしているおやじとしても嬉しい限り。
さて、レースは、5艇による2000mレース。ウォームアップ中は南西の好順風が吹いていたが、スタート直後にやや逆風となった。特に2Qの逆風が厳しかったが、後半の1000mはほぼ横風のコンディションとなった。
1Qでは4艇が横並び、1艇がやや遅れたが、水が空かない好レース。1000mでも先頭の3艇が半艇身以内で競っており、なかなか接戦となっていた。1500m辺りで先頭を走る艇のリードが概ね揺るぎないものとなった。漕技的には5クルー共、それ程大きな差は無かったが、やはり優勝したクルーは1000m以降の3Qを積極的に飛ばし、「絶対に勝つぞ」という意気込みが見えた。これが勝利の要因とみた。
優勝クルーのタイムは7分36秒。昨年の優勝タイムは7分43秒だったので、7秒改善。なかなか立派なタイムだ。因みにこのクルーの漕手は4名全員1年生。5艇の平均タイムも7分42秒で、昨年の平均タイム7分51秒より9秒改善。
この調子で、来年の新人も更に上の好記録を出して欲しい。
今年の新人が対校選手となる2年後、3年後が楽しみだ。
以上