Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

昨日は自宅で生垣刈り込み:

5月3日(昨日)の午前中はホームセンターへ行き、全日本マスターズ遠征に必要な遠征用備品(シート固定用ゴムバンドや工具類:下の写真)を購入。

午後からは自宅の生垣(西洋ベニカナメ:別名レッドロビン)の刈り込みをした。生垣の樹形を美しく保つには、年2回程刈り込みを行う必要あり。これはおやじの役割。この時期に刈り込むと伸びたばかりの新しい葉っぱが大量に落ちて落ち葉拾いが大変。8割がたはおやじ自身が拾うが、残り2割程は拾うのが大変なので女房に任せている。女房にとってはこれが重労働と見えて、おやじが生垣の刈り込みをすると嫌な顔をする。。。でも刈り込まないと樹形が保てないし、葉が鬱蒼として、内部が暗くなると木の内部に蜂が巣を造ってしまう可能性が高まるので、刈り込みは欠かせない。というのがおやじの考え。

結局、今日は午後から戸田へ:

今日、午前中は高校1年生の次男(小中高と柔道一直線:勉強も頑張っている)が勉強の教材のCDを聞くためにCDプレーヤーが必要というので、電気屋へ行きCD付きラジカセを購入。(学習用機材はおやじのポケットマネーで買ってあげることにしている)今日は家で寛ぐ予定だったが、天気も良いし、昨日購入した遠征用資材を戸田に運ぶ必要もある。という事で、昼食後に戸田へ出かけた。
戸田に着き、戸田コースを見るとゲートが閉まっていて1500mコース。しかも出艇している艇がうじゃうじゃいて芋洗い状態。折角の休みに戸田に着たので気持ちよく漕ぎたい。そこで荒川へ出艇した。

1Xで荒川出艇:

出艇する前に自艇のリギングを少し変更した。これまではインボード86cm、スパン159cmとしていたが、フィニッシュでグリップエンドが開きすぎて、引ききりでグリップエンドが脇まで開いてしまい若干フィニッシュの取り回しに違和感があった。一流スカラーのフィニッシュ姿勢を見ると、グリップエンドの開きは15cmから20cm程度。そこでスパンのみ1cm短くして158cmとし、感触を確かめてみる事にした。
さて、16時半に荒川出艇。コースが混雑しているためか、今日は荒川にも沢山のクルーが出艇していた。荒川が沢山のボートで賑わうのは宜しい。W.Upでは腕漕ぎ・ノーフェザーからのフィニッシュワークをタップリ入れた。オーバーラップを少し小さくした結果、フィニッシュの離水を胸の前(体の前)で行える様になり、少しフィニッシュ周りのブレード操作が改善したように感じた。
4km程度ウォームアップした後、1000m漕を行った。コンスタントレートSR30でAT漕を3セット行う予定とした。1セット目は静止スタートから入った。300mまでの無酸素運動域では軽いリズムで良い艇速が出たが、400m過ぎ辺りから息が上がり、やや苦しくなってきた。500mを過ぎると苦しくてあららという感じ。兎に角1000mは確り漕ぎきろうということで1セット目終了。今日は水温が17度程度と考え、CAL値を0.940とした。(概ねピッタリだったと思う)1セット目は前半1'56"2, 後半が2'01"8、1000mタイムで3'57"9。(軽い斜め順風)どうもAT域のトレーニングが不足している模様。SR30:2'00"をコンスタントに漕げる様に今後トレーニングしてゆこうと思う。500m程流した後、2セット目に入ったが1セット目のダメージで気分が萎え、良い艇速が出せず。2セットで今日は止めておくことにした。軽めのUT漕(SR18から19)で秋ヶ瀬鉄橋まで上り、折り返した。復路は軽い逆風。テクニカルドリルの積りでSR19前後でユッタリ正確に漕ぐ事に勤めた。気温24度前後、夕方で日差しも穏やかで気分良く漕ぐ事が出来た。下の写真は幸魂大橋(外環自動車道)を通過したところ。

写真では良く分からぬが橋の上の車が数珠繋ぎになっていた。GWの大渋滞を荒川の上から見物することが出来た。こちらはシングルスカルで悠々とボートを楽しんでいる。この両者のコントラスト、なんと言う優越感!

夕方は城崎遠征に向け、Virtu号の整備:

5月中旬、城崎で開催される#3回全日本マスターズレガッタにLBRCからFlag ShipのVirtu号をエイト配艇用に貸し出す事になっている。日頃整備はしているが、今回は運搬を伴う遠征であり、整備を入念に行う必要あり。5月8日(土)の乗艇後に解体・梱包作業を行う予定だが、事前に分かっている要整備事項を今日実施した。以下その整備内容::

  1. リガー取り付け基部のプラスチックパッド移植&ネジ止め:Virtu号は元々Normalリガー配置(S-side整調)で購入した艇だが、一時期T大でB-side整調が流行った時代があった。その頃に逆サイドリガー配置にするためにリガー取付け基部と船体との間のプラスチックパッドを逆サイドに移植した模様。それはそれでも許せるが、ノーマルリガー配置に戻した時にプラスチックパッドを戻さず、逆サイドのままになっているシートが6箇所ほどあった。(トホホ。。。)LBRCメンバーの中には(自分では出来ないのだが)パッドが無いと騒ぎ出す輩がいる。何故こういう可笑しな事になっているか、一々説明するのも精神的に疲れるので、事前におやじ一人で初期状態に戻す事にした。下の写真は無くても良いのに逆サイドにプラパッドがついているBowシートのS-sideリガー基部。(Empacher艇は逆サイド配置を予め考慮して、逆サイドにもパッドが装備されているが、Filippi艇はSweep艇の場合は逆サイドにはパッド非装着)また、このプラパッドは、リガーを外した際に脱落しない様に木ネジで固定されているが前述の移植の際などに木ネジを外してしまった箇所が多かった。そこで、これも全て木ネジで固定し直した。
  2. 現在ついているリガーは、2年前に作製した中国製のリガー。元ついていたFilippiオリジナルリガーは耐用年数に達し、金属疲労でポキポキ折れたようで、廉価な中国製リガーに総替えされていた。出来は悪くないのだが、シートに拠っては、リガー固定ボルトとの相性が悪く(ボルトの方が少し狂っているのか???)スッと付かない箇所があった。これまた遠征先で上手く付かないと騒ぎしだす輩がいそう。そこで電動ドリルで少し穴を大きくしてスンナリ付くようにした。
  3. リガーに艇名を明記:トラックに複数の団体の艇を積み込む際に必要な事だが、リガーやバックステーにはクラブ命と艇名を明記する必要あり。これをしないとどの艇のリガーか分かり難く、下手をすると行方不明になる危険性あり。ということで油性マジックペンでハッキリと艇名を明記した。

以上の作業を1人で実施。1時間程度で出来ると思っていたが、上記2項のドリルを使った作業などあり、2時間も掛かってしまった。
結局、自宅についたのは23時。我ながらご苦労な事だ。
マスターズクルーの皆さん、自分の乗る艇の整備は自分で出来る様になろう!!!
以上