Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

午前:LBRCエイトで荒川乗艇

5月2日に戸田国際マスターズレガッタのエイトに出漕する。昨日はその練習も兼ねて荒川に出艇した。大潮で、昼過ぎの干潮時刻に向け、荒川は下げ潮。笹目橋を過ぎて、針路が北向きになると、南の風と下げ潮が喧嘩して、水面はかなり波立っていた。大曲を越え、秋ヶ瀬鉄橋に向かうと、白波が立ち、波頭がリガーに当たった。Virtu号はラフコンに強いので何とかなるかなと思いつつ、後方の水面を見るに、ツーリングボートでも漕げそうにない大波がドンブラコ・ドンブラコの状態。これはヤバイと考え引き返すことにした。下って笹目橋を過ぎると横風になり、水面は概ね穏やかになった。そこからパドル30本のレースペース短漕に入った。斜め順風なので艇速が出る筈だが、強い横風に煽られて、なかなかバランスが安定せず、思うようなレートに至らず、SR31前後までしか上がらなかった。戸田橋で折返し、斜め逆風の中を笹目水門まで漕ぎあがる。ここでもラフコンに負けてライトパドルのつもりがライトワークになってしまった。あらら。
水門前で折返し、静止からの1000mレースシミュレーション実施。5本-10本までは良かったがコンスタントに入って、グッとペースが落ちてしまった。兼ねてより何度もログに書いているが、無酸素から有酸素運動へ至る移行フェーズの苦しさに負けて堪えきれず艇速を落としてしまった。500mを過ぎてからは完全に有酸素フェーズに入り、艇速を戻すという展開。いやはや何とも忍耐が無いというか、ボートという競技が分かっていないと言うか。。。。1000mを漕ぎ終えてから、おやじがブーブー愚痴を言っていると、もう一回500mをやって見ようという意見がでた。そこで笹目水門まで戻り、500mをやり直した。「苦しいところで頑張ろう、ローアウトする積りで頑張ろう」と申し合わせた結果、今度はハイピッチからコンスタントへの移行がスムーズに出来た。この程度は当たり前の様に出来ないとマスターズクルーでも本物とは言えない。

午後:荒川川浚い

かねてより、春の大潮大干潮である4月29日の昼に荒川川浚いをすることを決めていた。昨日がその日。しかしながら、前日までの大雨の影響で荒川が増水して干潮時刻になっても十分に川底が干上がらず、川浚いのコンディションとしては今一の状況になってしまった。(予定より40〜50cm水位が高かった下の写真は今日の水位状況)

でも今年は東大の現役ボート部員が大挙して参加(30名程度)してくれた結果、干上がっていない川底を足で探り、大きな石や異物を水中から拾い上げてくれた。下の写真はその状況:

この結果、例年並以上に確りと川浚いをする事が出来た。東大部員の他、LBRCやパルテ会、そして日ボ役員など、総勢50名近くが参加した。
今年の川浚いの獲物は以下の通り。

  1. 川底に転がっていた直径15cm以上の大きな石ころやコンクリート破片:一輪車で8杯分程度。(岸けり場下流側のガレキ場へ運搬)
  2. 大物投棄物:原付バイク=1台、自転車:2台、ビーチベッド:1台
  3. 土手周辺に投棄されていた空き缶やプラゴミなど:ゴミ袋で10袋以上

最後に参加者全員が回収したゴミの前に集合し、記念写真(証拠写真)を撮影して解散。

(この写真はJOC等にボート競技団体のボランティア活動として報告される予定)

午後はグリーンレガッタを観戦:

昼食を摂った後に戸田コースで開催されていたグリーンレガッタを観戦した。レガッタにこのレガッタは4大学による対校戦。OBの動員数は少ないものの、各校の応援団が応援合戦を繰り広げ、中々見ていて面白いレガッタ

男子・女子、多数のレースがあるが、スカル種目では東経大が3種目で優勝していた。(得点合計で総合優勝なるものがあるそうだが、何故か何れの種目も得点は同じとのこと。1Xと8+が同じ点数???)
グリーンレガッタの後、コースが開放されてからは東大新人の舵手付き4X艇の導入練習を見させて貰った。

新入部員の数が少ないようで少々心配。何とか20人程度は確保したいところ。学生コーチやトレーナーと新人トレーニングに関する短時間のMTG後、晩飯を一緒に食べて本日は開催。(今年も新人コーチングのアドバイス(要するにコーチャーズコーチ)をしてゆく予定)
PS:晩飯は「ぽんぽこ」で食べたが、後からCrew JAPANの選手たちが入ってきた。彼らも「ぽんぽこ」ファンなのだということを知った。
以上