Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

LBRCエイトの乗艇練習:

Virtuの整備でバウフォアのレールを新品に交換した。当初8シート全てを交換する予定にしていたのだが、Martinoli製レールの在庫が1月には8本しかなく、2月は整調フォアのみ交換。今回レールを入荷したので、残りのバウフォアを今日乗艇前に交換した。交換作業に少し時間が掛かかる事もあり、今日は荒川ではなくポンドに出艇した。3月に入って水温が上がってきたので、コースでSpeedCoachのキャリブレーションを実施した。朝8時過ぎにはイモ洗い状態だったコースも10時前には随分艇の数が減り、漕ぎやすかった。競艇場のゲートも開いており、1周4km+αのコースを5周。風も穏やかで、気温も高め。気持ちよく乗艇する事が出来た。SpeedCoachのキャリブレーションは、1500mの往復を使って3000mで実施。2月上旬に計測した時には、1.036だったが、今回チェックし直したところ、水温が上がったためか1.4%変化し、1.022となった。
先週、荒川でのパドル練習で艇速が上がったと喜んだが、水温上昇でインペラーが良く回った事が原因かも知れない。何れにせよ、月に1度はコースでキャリブレーションを行う必要がある。
メニューは、いつもの秋ヶ瀬M字往復と略同じメニュー。3月に入ったので、今日は低レートパドル(SR28)で2000mTTを行った。ただ、今日はいつものメンバーが揃わず、50歳代後半クルーから3名程メンバーを借りてクルー編成。下の写真は今日のクルー(シドニー小林さんのサイトから転載)

バランスはまあまあの出来だったが、水中の押しがやや弱く、なかなか艇速が上がらなかった。2000m漕は静止スタートから入ったが、中盤のレート27.5で、タイムは7'53"。微逆風ではあったが、何とも情けないタイム。来週は、荒川でT大Jrと並漕練習の予定。中年の意地を見せ、緒戦では勝ち数で勝ち越しを狙いたいところ。

日ボのコーチセミナー:

日ボのHPに、ヘッドコーチ:マックスラートによるコーチセミナーが行われるとの案内が掲示されていた。基本的にCrew Japanに選手を輩出する競技団体のヘッドコーチクラスを対象とし、1団体1名との縛りがあったが、ダメ元で参加を申し込んだ。結局、当初予定の25名には至らず、20名程度の参加者で、おやじも参加することが出来た。1団体1名の縛りは必要無かった様な気がする。
さて、内容はマックスによる座談会形式。通訳役のS本氏の頑張りで良い意思疎通が出来た。おやじも何回か質問したが、他の方からの質問も含め、マックスからの回答で興味深かった回答例を以下に記す。

  1. ローイングテクニック4つの基本:(1)ロングストローク、(2)正確なブレードワーク、(3)パワフルな水中、(4)リズム。
  2. ローイングはスカルからスタートすべき:スカルから始めた漕手がスイープに移行するは容易だが、スイープから始めた漕手がスカルを漕ぐのは上手く行かないケースが多々ある。

他にも面白い話が沢山聞けたが、後日紹介したい。
今日はここまで。
以上