Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

1X夜間乗艇;新米スカラーと衝突

oyajisculler2009-09-30

今日は週1回の夜間乗艇。朝から小雨が降り、空が暗く肌寒い日だ。気温は20度を切っており、秋雨だ。今週は月曜飲み会、昨日は三菱レガッタの準備作業で帰宅が遅くなった。明日は10月から職場が変わりその宴会が入っている。最早、今週は乗艇出来るのは今日だけ。少々疲れ気味ながら夜間乗艇を敢行。
漕ぎ出すと、小雨は降っているものの、風も殆どなく絶好のコンディション。ゲートも空いており、空いているポンドを気持ちよく漕ぎ出した。メニューはいつもの18km漕。今日はレートを高めにキープしながら上体をリラックスし、効率の良い漕ぎをフォーカスして漕いだ。
概ね2'13"/500mから2'20"/500m、SR24〜25のペースをキープして、リラックスしながら漕げた。途中のラップタイムを見るに、1時間23秒切りのタイムが狙えそうな感じだった。「おーこれは今日は調子が良い」と思いながら漕ぎ進むと、3周目の復路、1300m付近の2レーンでエイトが止まって何やら誰かを救助している模様。岸にも伴チャリのコーチらしき者が何やら心配そうに見ていた。良く見ると1Xか2Xと思しき艇がひっくり返って浮いており、水面に落ちたスカラーが艇に掴まっているのが見えた。うーん危ない危ない。。。
まあ、救助しているクルーもおり、おやじがしゃしゃり出るまでも無いのでそのまま漕ぎ進んだ。1900m辺りに差し掛かったところで舳先の方から何やらガサゴソする振動と音が聞こえたかと思うとバウサイド側に1X艇が擦れ違うのが見えた。おやじは4レーンをゴールに向かって漕いでいので、このスカラーは3レーンからセンターブイを通り越し、4レーンの中でも更に5レーン拠りを逆走してきた訳である。おやじは反射的に、彼に向かって「どこを漕いでんだ!」とい怒りの罵声を浴びせた。(少々大人気なし。。。)するとこのスカラー、「すいません!」とやたらに素直な反省の弁。ここで一気におやじもCalm down。冷静になり、衝突した地点の位置関係を確認。おやじから見てS-side側に3レーンと4レーンを仕切るライトの明滅するセンターブイが浮いていることを彼に示し、「ここは4レーンのど真ん中。君は完全に逆走している」と指摘。彼は再度「すいません!」の連呼。こちらも衝突で艇に損傷がないかどうかを確かめる必要あり、最寄の船台に着けて状況を確認した。彼もついてきて一緒に互いの艇を確認した。夜で暗いので良く調べることは出来なかったが、見た限りでは大きな傷はない模様。また、体の方も傷は無く、不幸中の幸い。

新人戦前の夜間乗艇は危ない:

確か2年前も夜間乗艇中にH橋大の新人エイトが逆走してきて4レーン内で事故を起こしたことがある。この時もレーンプレート台座とバウライトを無くした程度で、大きな事故にはならなかった。今回もLSD中だったので大きな事故にならずに済んだ。聞くと彼はC央大の1年生スカラー。たぶん高校からボートを漕いでいた選手なのだろう。しかし、やはり1年生。夜間の戸田コースをレーンを確りキープするまでには熟練していないのだろう。事故を起こしやすい状況としては、ポンドが空いていて気が緩みやすい状況で事故は起こりやすい。
艇の損傷を確かめる必要があり、18km漕は12kmで中止し、揚艇。船体を洗ってハルの状況を見たが船体自体に大きな傷は見当たらなかった。(夜なので細かい傷までは見る事が出来ず)

良く見ると、上の写真の通り、B-side側のバックステーに傷がついていた。C大スカラーの艇と擦れ違う際に、彼の艇のB-sideリガーのピンがおやじの艇のバックステーを引っ掻いていった模様。塗膜だけでなく中のアルミパイプもザックリ引っ掻かれているので、これは弁償して貰う予定。今日は夜だったので他の部位をつぶさに見れなかったが、次回、他の部分に傷がないかどうか、確りチェックしようと思う。
以上