Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

今日も一日、戸田でボート三昧

oyajisculler2009-03-14

今朝は、3月とは思えぬ強烈な低気圧による暴風雨の荒れ狂う音で目が覚めた。今日は午前・午後戸田で乗艇の予定だが、朝5時半の状況では駅までたどり着くのが厳しい状況。少し待てば状況が変わると思い、1時間ほど寝なおし。再び起きると先ほどよりは少しましになった模様。風雨が酷く自転車では駅に行けそうにないのでバスで平塚駅へ。
電車に乗ろうとすると、強風で列車が遅れていた。まあ、急ぐ訳でもないので来た電車にのり東京へ向かう。戸田に到着したのが9時半過ぎ。戸田に着くと、平塚での暴風雨が嘘の様に穏やかなコンディション。しかし小雨が降って寒そうなので午前の1X出艇は、荒川を止めポンドで18km漕を実施した。
戸田も今朝早くは強風が吹いた様で、週末にも関わらず、ポンドに出艇しているクルーは少なかった。

本日の18km漕:

午後にレク艇による荒川出艇があるので、午前は軽めの18km漕とした。

  1. 天候:霧雨、気温11℃程度、北西の風3m程度
  2. 1500mコース*6周、(織り返し11回、給水3回)
  3. 巡航距離:18000m−ロス20m*11 = 17780m
  4. 総ストローク数:1849本、ネット本数=1849−折返し4本*11=1805本
  5. DPS:17780m/1805本=9.85m/本
  6. グロスタイム:1時間31分27秒、巡航ネットタイム:91'27"-折返し20秒*11回-給水10秒*3=87'17"
  7. 平均レート:1805本/87'17"=20.68
  8. 平均艇速:87'17"/17780m*500m=2'27"3/500m
  9. 本日のCAL値検証:0.992 *(18000/(18304−10m*11))=0.981 (水温が大分上がってきた模様)

レク艇で荒川試漕:

今日の午後はD社の丸底艇を使って、荒川出艇の試漕を実施した。川での遠漕をシミュレーションする狙いもあり、少々距離が長かったが秋ケ瀬往復の17kmを漕いだ。往路は少し強めの逆風の中、淡々と秋ケ瀬まで登った。途中、冷たい雨に打たれ、ずぶ濡れになったCOXは悲惨そうだった。風が強く長く休むと冷えるので、秋ケ瀬鉄橋で折り返すと早々に復路を漕ぎ始めた。逆風で登ってきたご褒美か、復路はものすごい勢いの順風。折からの上げ潮と北西の風が喧嘩して、みるみる水面に風浪が発達し始めた。大曲を過ぎると白波がチラホラし始めた。これはレク艇開発上のの重要な要件の一つである「遠漕中に時として発生するラフコン」のシミュレーションに正にウッテツケのコンディション。結構波は高いがD社艇は安定性が良くバランスが崩れず、普通に漕げた。おーヨシヨシ。
詳細は、おって報告するが、D社艇、なかなか良い出来だった。

夕刻は新人4X+向けリギングの講習会:

先日のログでも触れたが、今年のT大新人乗艇トレーニングでは、4X+艇を使い、最初からシェル艇で乗艇することになっている。ナックルの場合は荒川への運搬などで実質の乗艇以外のところで余計な労力を要するので、シェル艇を使って正味の乗艇時間を長く取り、長い距離を漕いで貰うことが狙い。端的に言えば、Mileage makes championsを新人トレーニングにも適用することが狙いだ。
この4X+艇に適用するリギングに関して、リギング項目毎に意味を解説しながら、一つ一つ説明した。
折角の機会でもあり、折からリギングの解説を要請されていたI城大学の学生にも来てもらい、T大のトレーナー陣と一緒におやじの講義を聞いて貰った。2時間程度の話だったが、学生諸君はメモを取りながら真面目に聞いてくれた。
今年のT大新人トレーニングは、種々初めての取り組みが多いが、万全の準備をして良い成果を上げてほしい。
以上