Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

C2オール試漕と1000m漕*3発

oyajisculler2007-06-21

梅雨だというのに雨が降らない。日中は真夏のような暑さで、夕暮れ時でも27℃はあったような気がする。
今日のメニューは1000m漕*3発。略真東の風が吹いており、順→逆→順の順番でトライすることにした。レストは約1000mのライトワーク。
さて、戸田に到着した時間帯は未だ明るく、ポンドに出艇しているクルー多く混んでいたので、日暮れを待って出艇することにした。

C2 Smoothieオールの試漕(Crokerとの比較):

以前から気になっていたが、C2のSmoothieオールが1組ある。O氏のオールだが、一度漕いで感触を試したいと思っていた。丁度良い機会なので今日はこのSmoothie(Vortex加工つき)オールで漕いで見ることにした。CrokerオールとC2 Smoothieオールのブレード比較を下図に示す。

先ず持っただけで両者の違いが分かる。C2オールの方が重い。これはシャフト重量の差。漕ぎ出すと気になったのがグリップの感触。Crokerのグリップの方が手に馴染んで操作しやすい。C2グリップは何となく操作し辛い。今日は真東の風が吹いていたため、ポンドは風浪が溜まって水面が少し波立っていた。Crokerオールは波頭を少々擦っても大きくバランスが崩れることは無いが、C2オールはオールが重いためか、はたまたブレードバック面の形状の問題か?波頭を少し擦っただけで艇がグラグラ揺れる感あり。Crokerオールの方がラフコンに強そう。そういえばCrokerオールの売り文句にそれらしき事が書いてあった。今回使用したC2 Smoothieは昨年春先に購入したものであり、最新のSmoothie2ブレードが売り出される前のタイプ。LBRCエイトで使用してるC2スイープオールは今年年始に納入されたものでSmoothie2型。こちらは逆風やラフコンに強く、少々波頭を擦ってもバランスが崩れるような大きなダメージがない。Smoothie2の売り文句にもラフコンに強いと書いてある。C2は旧Smoothie型がCrokerオールに比べてラフコンに弱いことを認識していて、ラフコンに強いSmoothie2を開発したのだろう。
この様に漕ぎ出して直ぐにC2 Smoothie(旧型)は、ラフコン時はCrokerより漕ぎ難いことが分かった。漕ぎ難いので直ぐにマイオールのCrokerに取り替えようかとも思ったが、今日の出艇はC2オールで漕ぎ通そうと思い留まり、本番メニューへ。

1000mで自己ベスト更新:

1000m*3発のメニューだが、最初は順風から入るので、1発目はタイムトライアルのつもりで飛ばし気味に入った。C2オールが漕ぎ難く若干バタバタしたが、順風に押されてマズマズの艇速が出た。コンスタントレートはSR32。Crokerオールなら半枚から1枚程度レートを高めに出来たと思うが、C2オールは振り回しが重かったり、波頭を叩いたりして思う様にリラックスして漕げなかった。ゴールと同時にストップウォッチを止めると、3分46秒。中年で練習し始めてからの自己ベストが出た。Crokerオールなら、更に2秒は良いタイムが出た様な気がする。次回に期待しよう。その後、逆風、順風と残り2発の1000m漕を実施して練習終了。こちらの方はタイムを取らなかった。やはりオールが漕ぎに馴染まないと練習にも実が入らない。
今回はCrokerオールの方がC2オールよりラフコンに強く、また、自分の漕ぎにもマッチしていることを確認できたのは良かった。社会人選手権に向けて、艇(Sykes Mould.20)とオール(Croker)の組み合わせは決まった。

全日本社会人選手権のエントリークルー発表:

日ボのHPに社会人選手権のエントリークルー表が掲載された。40歳代1Xには、昨年(11クルー)より多い14クルーのエントリーがあった。団体名から推察するに、一昨年優勝した中国電力のY地さん、同2位の松江RCのM本さんがエントリーしている模様。昨年の大会で覇を競った新潟RCのS藤さんもエントリーしており、今年は結構厳しいレースになりそうだ。優勝するには3分40秒を切る艇速が必要と認識。本番まで残り3週間、艇速アップに励みたい。