Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

250m*12セット:

今日の練習メニューはパドル250m * 12セット、レスト250m。明日から全日本選手権が始まることもあり、ポンドはガラガラに空いていた。南東の強めの風が吹いていたが、コースは空いていて曳き波を立てるクルーも無く、水面のコンディションは上々だった。さて、Mould.20で初めてのレースペース、その加速性能と高速性を期待して練習開始。果たして期待通り、Mould.20の高速性を実感した。特に静止スタートやランニングからのパドルへの加速性が素晴らしかった。ランニングからだと、1,2本でトップスピードに乗せることが出来た。兎に角、推進抵抗が少ない様でキャッチからフィニッシュまでスーッと一本調子で加速してくれる。おやじのMould.19だと水中が重くて中々加速できずモターとした感じになるが、Mould.20はヒュンヒュンと良く艇が走る。正にドライブが軽いという印象。ドライブ中の加速が良いのでレートも上げやすく、今日はいつもより半枚から1枚高めのレートで漕ぐことが出来た。(順風SR33.5, 逆風SR32.5〜33)

1000m漕で先週より6秒改善:

いつもの様に、短漕メニュー後に1000m漕を実施した。今日は初めてのMould.20による1000m漕であり、やや気合も入った。1000m漕は今回も順風で実施した。静止スタートから入ると順風に乗りスイスイと良く艇が走った。中盤も艇速やレートを余り落とすことなく順調に艇速を維持できた。(中盤のレートはSR32〜32.5で先週より1枚程度高め)やはり抵抗が少ないので体への負担が少ない模様。ラスト200mからは徐々にレートを上げて終了。ゴールと同時にストロークコーチのストップボタンを押すと、3分49秒だった。(今期のベストタイム)先週が3分55秒だったので一気に6秒改善。漕いでいる時も実感したが、Mould.20はMould.19に比べると圧倒的に抵抗が小さく、楽々と艇速を上げることが出来る高速船型である。

社会人選手権はMould.20で出漕する:

先週からMould.20に関する机上評価及び、実際の乗艇によるラフコン、横風、レースペースでの性能を評価してきたが、結果として全ての面で、Mould.20はおやじの自艇Mould.19より優れているという事実が分かった。という事で、7月の社会人選手権には、Mould.20で出漕することとしたい。今日の乗艇でリギング関係で調整すべき点も把握出来たので、今後、乗艇練習を重ねながら、万全の準備をして社会人選手権に望みたい。今日の感触からすると、上手く順風が吹けば3分40秒切りも出来そうな気がしてきた。

本日のF/B:

今日の乗艇でリギング上気になった点は以下の通り。下記は今週末リギング調整で改善する予定:

  1. ワークハイトが低く水面を擦りやすい:ピンの下にワッシャーを入れて、5mm程度ハイトを上げる。
  2. PTHが長めでフィニッシュで手が脇腹に当たる:現在PTHは31cmだが0.5〜1cmトレッチャーを手前にする。
  3. ストレッチャーの剛性不足:ストレッチャーの剛性アップに必要なパーツを本日購入したので土曜日に改造予定。

以上