Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

理想的なブレードワーク:

先日のログで、おやじが考える理想的なブレードワークの解説を紹介した。

この中で懸案のフィニッシュ周りのブレードワークと解説をクローズアップしたものが下図。

分かっている者が見れば、如何にハンドルを操作したらこういうブレードワークになるのかを直ぐに理解できると思う。一方で未熟な漕手や、フィニッシュハーフでブレードを浅くしながら水を引っ掻き廻す癖がついた漕手(艇を加速するのではなく、何が何でもハンドルを速く引こうとすると、こういう癖が付く様だ)は中々これが理解出来ない様だ。

コマ送りの写真でみる:

ブレードワークの詳細について、一流漕手のコマ送り写真で解説すると下図の様になる。

  1. ブレード離水時は上体脱力:写真の3)と4)の漕手上体の力感やオールの効き具合を見比べれば解るが、ブレード離水時の4)では3)のフィニッシュ押切り時に比べて状態が脱力している。これがブレード離水テクニックに於ける非常に重要なポイントである。
  2. ブレード離水とフェザーはレンジ内で完了:コマ送り写真の4)と5)を見れば解るが、ブレード離水とフェザーがストロークレンジの中で全て完了している。基本動作である素早いハンズアウェーをするには、ハンズアウェーの前にフェザーまで完了しておくことが必須となる。


ここまで解説すれば解る筈!!!