Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

全日本選手権1X予選出漕

oyajisculler2006-06-08

今日は年に1回のシングルスカル2000mレース、全日本選手権予選に出漕した。昨日の夕刻にパソコンによる組合せ抽選が行われたが、おやじの組には、何と、優勝候補のT田、同じくA1選手のS田、そして戸田レガッタ優勝のK林と3強が揃っていた。それ以外はおやじも含めて4位争いの選手。見た瞬間に、「あ、これは3艇+3艇の2つのレースになる」と直感。問題は、審判艇に抜かれるか?ということと、風がどうかなという2点。

レース本番:

初日の2組目のレースということで、W.UPの方は全く支障なくスムーズに出来た。但し、風の方はかなりの逆風。ゴール方向に向かって漕ぐと、逆風と風浪で非常に漕ぎ難い状況。これはもう我慢の2000mとなることを覚悟。
さて、レーススタート。#1Qは風下ということで波が発達してチャプチャプしており、しかも逆風が強いので、スタート5本からHPを入れず直ぐにコンスタントに入る。4位争いの3艇の中ではおやじが若干出た。スタートは遅い方ではないということか?250mほど漕いだところで、不覚にも不規則な波にブレードを取られてミスオールし、折角のリードが台無しとなり、一気に最下位となった。ただ、それ程、飛ばしていた訳ではないので、ダメージは少なく、最下位脱出を期して淡々と漕ぎ進める。4位争いの相手2杯は未だ視界の中に入っており、#2Qで何とか追いつこうと頑張る。6レーンの艇速が鈍り始めたのを感じ、#2Qで何とか抜き去る。(日ボのラップタイムは表示間違いの模様)1000m以降、今度はもう一杯と思うも、相手の方が地力が上で逆に徐々に離された。
ラストQに入り、逆風も弱まったので、徐々にレートを上げてスパートに備える。ラスト300mでレートを上げる。ラスト150m辺りで岸から、「氏家さん、ラストスパート行こう!」という声が掛かる。これは頑張らないと!と思い、レートを思い切り上げてラストを漕ぎ切る。
昨年は最下位でゴールしたが、今年は1杯食ったのでそれで良しとしたい。タイムの方は、何と9分以上掛かっており、人生初の公式戦9分オーバーとなってしまった。まあ、T田選手でも8分近く掛かる逆風だったし、途中でモーターに抜かれて3回位曳き波を食らったので止む無しか?

艇計量に指名される:

5着でゴールしたおやじに、審判艇から「5レーンは艇計量するように」との指示が出る。着順とは無関係に艇計量するということだ。先週末に完全ドライの状態で計量チェックして14.0kg(14.1-0.1=14.0)だった。漕いできた直後にどの程度の重量になるのか、興味もあったので、丁度良かった。そのまま船台に直行し、オールを外して艇計量棟へ向かう。審判に指示されるまま、①ストロークコーチ本体外し、②レーンプレート外し、③ハッチの開放を行う。審判が艇をチェックした後、計量台の上に艇を載せる。重量表示は14.25kg。ストロークコーチ台座+ケーブルの0.1kgを差し引いて14.15kgがおやじの自艇の公式計測値ということになった。思うに、計量前に船底についた水滴は拭き取らなかったので、0.1kg程度は完全ドライの状態より重めに出るという様だ。

社会人選手権へ向けた反省:

コンディションの良い水面での低レートライトパドルは冬場から取り組んできており、それなりに良い漕ぎが出来る様になって来た。しかし、今日の様に強めの逆風で波があるコンディションではあまり練習しなかったこともあり、レースペースをキープすることが出来なかった。やはり、もっとレースペースで確り練習すべきということだろう。社会人選手権まで残り約1ヶ月、ショートインターバルによるレースペースでの乗艇練習を取り入れて、心肺系をもっとトレーニングする必要を感じた。
尚、一昨日辺りから気管支系の調子が悪いし、会社の仕事も急に忙しくなったこともあり、明日の敗者復活戦は棄権することにした。
以上