Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

K君来ず、一時乗艇断念:

全員揃ったか確認したところ、最若手25歳のK君が未だ来ていないことが判明。本人の携帯に電話するも応答なし。これは困った、若しかすると、いつもの日曜日と勘違いしているのでは?と皆で心配した。最終的に携帯でなく、自宅に電話したところ、家にいたという事実が判明。今日は11時半には艇庫を出なければならない人間がおり、もはや今から来てもらっても間に合わない。T大艇庫及び周辺の知人に声を掛けて、代漕をお願いするも代漕手当てできず、已む無くエルゴモーションをすることになった。

エイトをアームに仕舞い、オールを片付け、エルゴを準備。出艇の代わりに2000mレースに繋げるメニューということで、500m*6発(レスト4分)を行うことにした。1人1台で個人管理でやるとやる気が失せるので、2人1組で交代しながらエルゴを漕ぐことにした。500mは1'40"強なので、レスト2'30"とすれば、概ねレスト4分ということになるので、レスト2分30秒にセットした。

通りがかりのWさんが代漕OK、いざ出艇:

最初の1セットを終えたところでパルテ会メンバーのWさんがA艇庫の前を通りかかった。F井さんが声を掛け、直ぐに代漕の交渉を開始。直ぐにOKと交渉成立した。タイムリミットまで残り1時間半程度。いそいそと準備して10時頃に荒川へ向けて艇庫を出た。
朝、戸田に到着した時は北西の風が強く吹いていたが、遅れて出艇したころは随分治まっていた。(かえって、遅く出たのが良かった)時間が限られているので今日は2000mレース当日のW.Upから本番2000mレースのシミュレーションを行った。
いつも通りのW.Upメニューを行い、静止スタート練習。急遽、代漕頂いたWさんがいたり、久々にサイドチェンジしたI君など、少々難儀なところはあったが特に大きな支障もなくW.Upする。本番メニューの7分漕に入る前にパドル20本を2セット実施した。青船台まで登ってから7分漕をするつもりだったが、いつも戸田橋〜笹目橋間でやっているウェイクボードが、黒船台辺りで我々を追い越して上流に向かった。これを追いかけて上ると酷い曳き波の中で漕ぐことになるので、急遽反転して下に向けて7分漕を行うことにした。
折り返すと丁度順風の好コンディション。今日はコンスタントレートSR32キープで行くことにした。さて本番メニュー開始。静止スタートから入り、ハイピッチのレートはSR37〜38。落とし際でSR34程度。1分過ぎでSR33。その後徐々に落として2分過ぎにSR32〜32.5で安定。途中で一瞬SR31.5まで落ちたが、直ぐに戻して概ねSR32〜32.5をキープした。いつもはラスト1分だけをレートアップするが、今日は本番を想定して1500m通過後をイメージしてラスト1分30秒から1枚上げ、ラスト1分、ラスト40秒、ラスト20秒と4回1枚上げを入れて最後はSR36まで上げた。久々の7分漕でしかも臨時の代漕者を乗せながらであったが概ね初期予定して漕ぎが出来た。(順風に助けられたとことが大きい)中盤以降、レンジが切れてシャカシャカしていたので、本番はしっかり行きたい。

本番東商戦2000mレースのペース配分:

このブログは対戦相手の四神会クルーも見ているので戦術がバレてしまうが、相手がどうのこうのより自クルーに戦術を徹底させる方が重要なので敢えて戦術を纏めたい。

  1. 静止スタート後のハイピッチレート:お花見レガッタ予選同様、SR40オーバーまで上げてスピードに乗る。
  2. コンスタントレートへの移行:いつもの通り、ハイピッチから一気にコンスタントに落とすのではなく、なだらかに落とし、300mから400m付近でコンスタントレートに持って行くイメージ。2杯レースなので先行したい。
  3. レース中盤(500〜1500m):お花見レガッタでのレースペースや乗艇練習を勘案するとSR33キープが妥当と認識。レートが落ちかけたら、早めは早めに半枚上げを入れてレートキープに努める。出来れば徐々に引き離したい。
  4. ラストクォーター:1500mを通過したら無い力を振り絞り、相手を振り切りたい。(シチュエーションが逆である可能性もある)1500m〜1600m付近でレースの状況を見ながら1枚上げを入れてペースを上げる。後はいつもの通り、ラスト300mから1枚ずつレートを上げてゆく。ラストのスパート合戦になった場合、我々は冬場からラストスパートの練習を毎回やっているので、おやじクルーながら我々に分があると認識。

後は本番まで体調管理:

今回の東商戦2000mレースは冬場から取り組んできた乗艇練習の成果を披露するレースである。この2年間では一番良く練習できたと思う。後はその力をレースで発揮するだけである。先ずはこの1週間、極力酒を慎み、体調管理に努めたい。
早慶戦招待レースに続き、会心の漕ぎで連勝しよう!