Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

4月29日:荒川の川浚いをしよう

oyajisculler2006-02-21

LBRCエイトの乗艇練習は殆ど荒川で行っている。荒川の四季折々を楽しんでいる訳だ。
さて、荒川の秋が瀬取水堰以下の下流は、東京湾の潮の干満の影響を受けて水位が変動する。特に大潮の干潮時には、普段使っている岸蹴り場のブロック段より下の川底が顔を出す。時間帯や潮の引き方で微妙な差があるが、川底の砂地が出るかどうかぐらいの水位の時が一番危ない。岸蹴り場の前は結構大きな石等が所々にあり、下手をすると、これに船底やフィンが当たって、擦り傷や凹み等の損傷を起こす危険性がある。また、悪ガキがガラス瓶などを割り、これを川に投げ込むことがあるので、川底を歩いた時に足の裏を怪我する恐れもある。そこで大潮の干潮時に川浚い(かわさらい)をすることにした。

川浚いには春の大干潮が最適:

大潮は毎月に2回あるが、1年の中で春の大干潮(4月末)がもっとも大きく潮が引く。しかも干潮時刻が日中であり、水も温み、川浚いには都合が良い。おやじが東京湾芝浦の潮汐を調べたところ、今年は4月29日の正午頃に最干潮となる予定。荒川の戸田橋付近ではタイムラグがあり、芝浦から遅れること1時間から2時間で干潮となる。下図に示すとおり、戸田橋上の岸蹴り場の川浚いは12時から14時までの2時間が最適ということだ。

春の大干潮時は岸蹴り場の前の川幅が半分以下になる:

春の大干潮時刻は大きく潮が引いて、普段顔を出さぬ暗礁や古い杭が顔を出す。また川幅も半分程度になってしまうので、出艇は避けた方が良い。
おやじがT大HCをしていた頃、偶々乗艇時刻と春の大干潮時刻が重なったことがある。岸蹴り場の前の川幅が半分以下(1/3位だった印象あり)になり、岸蹴りできるところまで延々と川底を歩いていった記憶あり。こういう時は、予め潮汐を調べて干潮時は避けるのが賢いやり方だが、当時はインターネットなどと言う道具は普及していなかったので、こういうこともあった。しかし、大きく潮が引き、川底が大きく顔を出した荒川を見るというのも良い経験だ。

川浚いの要領:

4月29日はグリーンレガッタ開催、東商戦の前日ということで忙しい日ではあるが、荒川乗艇の安全を確保するということで、下記要領にて川浚いを行う予定。日頃荒川で乗艇練習するクラブについては、この時間に合わせて川浚い要員を出す様にお願いしたい。

  1. 日時:平成18年4月29日(土)12時30分に現地集合(約1時間程度の作業)
  2. 場所:荒川の戸田橋上にある岸蹴り場(離着岸場所)
  3. 作業内容:川底にある危ない石やガラス片を拾い集めて撤去する
  4. 持参する道具:大きなスコップ、バケツ、軍手等、(出来れば一輪車も欲しい)
  5. 服装:汚れても良い格好+出来れば長靴

以上