昨日、エルゴ大会の2000m漕を終え、昼飯を食べた後、T大艇庫でブレード塗装要領に関する講習会を行った。
ブレード塗装の手順と要領については、1月12日のログに書いた。予めこれを読んでおいて貰い、昨日は実技指導を主体に行った。右上の写真は今回、教材に使用したブレードに現役部員が塗装しているところ。以下、塗装講習会の要点を記す。
塗りなおしたオール:
- Vortex Edge付きC2オール:つい最近、にC57-80Dで塗りなおしたが、前回の塗装塗膜をはがし液で中途半端に剥がした上に塗装してしまった為に、劣悪な塗装(グチャグチャ)になっていた
- Crokerオール:H17年度に塗った殆ど白色塗料で塗装したオール
- 古いC2オール:2,3年前に塗ったままの古いオール
再塗装の要点:
以下、主な要点のみを記す。詳細は1月12日のログブレード塗装の手順と要領 - おやじスカラー戸田便りを参照されたい。
- 再塗装の際、塗料剥がし液は使わないこと。(不適当な要領を先輩から伝授されていた模様)下地処理は、前回塗装を完全に剥がす必要はなく、ワイヤーブラシでの粗しが適当。(現状の塗装に液垂れ等の塗料の塊があれば、スクレーパーで剥ぎ取る)下の写真は上記1.の剥がし液で中途半場に下地処理したC2 Vortex Edge付きのブレードをスクレーパーとワイヤーブラシで下地処理したオールの塗装前の状態。未だあまり良好な状態ではないが、それでもやり直す前よりは大分マシな情況。剥がし液を中途半端に使うと、その後改善しようとしても、この様な状態になってしまうと言う事を示す証拠写真。
- 同じ色で塗りなおす場合は、前に塗った塗装を剥がす必要はなく、剥がれたところを塗り直せば良い。
- 塗料は良く掻き混ぜてから塗る。
- 塗料缶から出した塗料は適度な粘度になる様に、うすめ液で5〜10%希釈してから塗る。
- 100円ショップの刷毛(毛が柔らか過ぎ、且つ、毛が抜けやすい)はブレード塗装には不適当。油性塗料用刷毛を使用する。(DIYショップの塗料コーナーで売っている=@200円程度)
- シャフトを新聞紙でマスキングしてから塗る。(新聞紙でマスキングしないとシャフトにペンキがついて、みっともない状態になる)