Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

エルゴ大会で7分切り達成!気分最高!

oyajisculler2006-01-15

今日は待ちに待った全国マシンローイング選手権の戸田大会の本番。金曜、土曜と今日の本番に向けて自宅のエルゴで調整してきた。しかも昨日は好きな酒も飲まずに万全の体勢で臨んだ。
その結果、やりました!目出度く45歳にして7分切りを達成。しかもラストスパートが効いて6分55秒が出た。ヨーシ、ヨシヨシ!久々に今日は最高の気分だ!
今日の7分切りを達成するに到る本日の経過は以下の通り:

9時にT大艇庫に到着:

朝7時に平塚の自宅を出て、いつもの通り2時間かけて戸田に到着。9時45分スタートの3名に挨拶し、早々に着替える。彼らを応援するために早大艇庫へ向かう。2時間前より早いが軽量級でもないので、体重計量を済ませる。77.7kg、年末年始の飲み会で3kg弱、体重が増えた様だ。
LBRCから6名参加しているが、9時45分スタートの3名と11時台スタートの後半組3名に分かれているので、後半組は前半組の応援に回る。丁度3名なので、各々1対1で応援担当を決める。おやじは1月9日に一緒に2000m試漕した50代のS藤さんの担当。各々本人の目標とするペースをQuater毎に確認し、本番に備える。

大会会場の換気不良を改善:

LBRC前半組のスタート前にエルゴ会場の早大レーニングルームに入ると、中は選手の他、応援する人たちで混んでおり、しかも入り口のドアが1つ開いているだけで熱気でムンムン、酸欠状態だった。これでは出る筈の記録も出ない。係り員と話して換気扇を回すと共に、エルゴマシンに直接風が当たらない様に注意しながら窓も幾つか明けた。これでOK。

LBRC前半組の本番:

50代のS藤さん、40代のI井さん、K登さんの3名、何れも目標タイムは7分25秒とのこと。スタートの合図がコールされる。経験の少ない者は得てして#1Qで飛ばし過ぎるので、イーブンペースで行く様に予め3名には指示してある。3名並んで漕いでいるので3名の様子が良く見えた。3名共順調にイーブンペースで1000mを過ぎる。#3Qに入ると若干ペースが落ち始めるが、直ぐにおやじが「#3Qで出し切る積りで攻めよう!」と指示を出す。3名共順調の模様。1500を過ぎてラストQ。この先は本人とCOX役の応援者のチームワークの勝負となる。周りを気にせず大声で本人を激励しまくる。ラスト250mに入ると、競馬で言えば鞭を入れるが如く、「スパート!レート上げろ!」の連呼。特にラスト100mに入ると「ダブルスパート!空回りでも良いのでレート上げまくれ!」と更に連呼。そして終了!3名共目標タイム若しくは自己ベストを見事更新した。(S藤さん:7'26"、I井さん:7'20"、K登さん:7'22")

一旦T大艇庫に戻り、W.UP:

10時過ぎに一旦艇庫に戻り、本番に向けてエルゴでW.UPする。当日のW.UPは2000を軽く漕ぎながら(2'20"前後)、途中でレースペースを10本単位で入れてゆく。調子は悪くない。体が温まったが、T大艇庫は北向きで冬場は日が当たらず寒いので、11時前に早大艇庫へ行く。

長野の強者Iさんの本番を見る:

早大艇庫の屋上に設置されたエルゴで少し漕ぐ。11時15分に長野のIさんがスタートする。彼は長野大会で6'57"を出しているので、どんなペースで漕いでいるのか見学させて貰った。前半の1000mは1'44〜45"のペースで6'59"程度のペースで漕いでいる。動きはスムーズで全く無駄が無い。このまま7分弱でゆくのかなと思って見ていると#3Qから徐々にペースが上がり始める。(普通は#3Qが少し落ちるのだが。。)そして#4Qに入るとレートが上がる訳でも無いのにペースがドンドン上がり始める。そしてラスト250m辺りからスパートモードに入り、SR42まで上がって1'37"までペースが上がる。終わってみると6'52"。お見事!周りにいた中年連中から自然と拍手が起きる。本人と応援者からは、「惜しかったね」の一言。どうやら40代の優勝を狙って、K藤さんの6'51"を切るつもりだった模様。おやじも絶対に7分を切ろうと思う。

50代のエルゴチャンピオンF井さん:


11時半からはLBRCの50代エルゴ強者のF井さんの番。昨年は7'05"で、今年はおやじと共に7分切りを狙っている。さてスタート。イーブンペースを守り1'45"弱のペースで1000mを過ぎる。#3Qに入って少しペースが落ちるも、直ぐに持ち直し、1500mを過ぎたところで、Project Timeが7'00"。キワドイところだ。ラストQをLBRC参加者全員でF井さんを応援しまくる。すると一瞬、1'39"が出たりして6'59"と7'00"を行ったり来たり。ラスト100mに入って、「レート上げまくろう」と言うが、SR30のまま。これでは危ないと思っていると終了。微妙だなと思ってモニターを覗き込むと、何と7'00.1"。7分切りに僅かに0.2"及ばなかった。本人は7分切れると思ってラスト安心してしまったとの事、終わるまで安心してはいけないと痛感。それでも50代日本記録を更新した。

おやじの本番:

今日は気温が上がったこともあり、先発組4名は全員自己ベストを更新して勢いに乗っている。おやじも絶対に7分切りを達成しようと気合が入る。おやじのエルゴ機は1号で一番奥にあり、横から応援を頂ける絶好の位置。LBRC応援団の皆さんにおやじの設定ペースを伝えて万全を期した。DF130(ツマミ:5)スタートのコールが入る。

  1. #1Q(1'43.3"):静止スタートから入り、5本目辺りでSR28, 1'43"のペースに落ち着く。SR28で1'43"〜44"の間で順調に進む。余計な気合が入らぬ様にあまりモニターを見ずに周囲の景色を見ながらリラックスする様にした。
  2. #2Q(1'44.6"):500mを過ぎてもSR28キープに努める。1'44"〜45"のペースで推移する。ここでも余計な頑張りが入らぬ様に努めて気楽に構える。
  3. #3Q(1'45.0"):1000mを過ぎる。いつもだとここで急に苦しくなるのだが、今日はそれ程苦しくない。1250mを過ぎるとさすがに水中のペースが落ちSR28, 1'45"ペースが崩れ始める。ここが正念場、LBRC応援団の力強い応援もあり、1500mまでにコンスタントペースを全部出し切るつもりで1'45"ペースを何とか維持する。
  4. #4Q(1'42.9"):正念場の#3Qを予定したペース以内に納めて1500mを過ぎる。ここでのProjest Timeは6'58"。このままいけば問題なく7分切りを達成出来ると確信。LBRC応援団の声援もドンドントーンが上がり始める。後はラストスパートで何処まで頑張れるかの勝負。力いっぱいの声援を送ってくれるLBRC応援団にラストスパートのお手本を見せねばならぬと、残り250mからスパートモードに入る。それまでコンスタントSR28で来ていたのをSR30,31と上げて行く。すると普段なら1'45"キープが精一杯のところが、1'44", 43"とペースが上がり始める。「ペース上がった!ドンドン行くぞ!」と言われると、血液型A型のおやじは言われるがままにドンドン頑張る。そして残り150mに入ってダブルスパートモードに入り、少しレンジ切れ気味だが、SR40まで上げる。すると出ました1'39"! ラストでここまでペースが上がるとは自分でもビックリ!エルゴのラストは半分応援団の力に拠るものと再認識。終わってみれば7分を一気に切って、6'55"!終わってから「ヨシ!」と雄叫びを上げる。

という事で今日は目出度い日であった。後から振り返ると、ラストQが一番ラップが良かった事など、もう少しペース目標を高めに設定しても良かったと思った。来年はもう少しトレーニングを積んで6'50"切りを狙いたい。(無謀か???)

(LBRCのエルゴ強者F井さんとおやじ、2000漕でベストを出し、ニコニコ顔)
T大の新人選手も軒並み自己ベストを更新できた様だし、気分上々の日だった。
以上