LBRCエイトの年内のレースは残すところ後一つ、12月23日のT大学内レガッタの招待レースであるクラブ対抗2000mエイトレース。今年はLBRCで2杯、DBRCから2杯の合計4杯で行われる予定。
今年のLBRCクルーは、中年と若手の混成クルー:
LBRCでは、これまで平均年齢40代の中年クルーと20代中心の若手クルーの2杯で練習してきた。年末の最後のレースということもあり、今回は中年と若手を混ぜたクルーを2杯組むことにした。この2杯は、両方とも平均年齢が36歳。おやじはAクルーで、40歳以上4名と20代4名のクルー。
目標タイムは6分40秒台:
さて、このAクルー、オールの全長やインボードを工夫して少しでも良いタイムを出したい。これまで2000mレースを2回引いたが何れも7分の壁を破ることが出来なかった。今回は一気に6分40秒台を狙いたい。本音のところは、T大新人エイトがオッ盾で6分50秒を出しているので、これに負けないタイムを出したいという中年OBの意地。
クルーの体格とエルゴスコア:
Aクルーの平均身長は178cm。エルゴは計測していない者が多いので何とも言えぬが、恐らく8人平均で7分0秒〜10秒といったところか?平均年齢36歳のクラブエイトとしてはまあまあレベルと勝手に推察。
Aクルーの使用するオールの現状Spec.:
Concept2のSmoothieブレードでハンドルはアジャスタブル。ブレードはノーマルのSmoothieで長さ54cm。最近国内で流行っているVortex Edgeは付いていない。現状の寸法は下記:
- オール全長:372.5cm(木製ハンドルで371.5cmに相当)
- インボード:115.5cm(木製ハンドルで114.5cmに相当)
- アウトボード:257.0cm
- リガースプレッド:84.5cm
- オーバーラップ:31.0cm、(木製ハンドルで30.0cmに相当)
Oarsportの推奨リギング:
http://www.oarsport.co.uk/training/guide.php?article=rigging4のサイトに体格やエルゴスコアに応じた推奨リギング(ブレードサイズ、オール長、インボード長等)が掲載されている。これによると、Aクルーの体格・体力に相応しいリギング値は下記:
- ブレードサイズ:Smoothieの場合、50cm(54cmのネック側を4cmカットするということ?)
- オール全長:Smoothieオールで、368cm〜371cm (BBの場合、370〜373cm)
- リガースプレッド:82〜83cm
- オーバーラップ:31〜33cm
今回Aクルーで採用するリギング案:
上記のOarsport推奨リギングを念頭に置き、現状リギング値を下記のリギングに変更してみたい。狙いは、①インボードを短くしてRowing Arc(振り角)のレンジを大きく取り、推進効率を改善する、②アウトボードを短くし、少し水中不可を軽めにするというもの、以上2点。
- オール全長:372.5→370.5cm、 2cm短縮(木製ハンドルで369.5cmに相当)
- インボード:115.5→114.5cm、1cm短縮(木製ハンドルで113.5cmに相当)
- アウトボード:257.0→256.0cm、1cm短縮
- リガースプレッド:84.5→83.5cm、1cm短縮
- オーバーラップ:31.0cm(木製ハンドルで30.0cmに相当)
これは、おやじがT大HC時代に作った標準リギング表のJr.クルー用のリギングに略合致している。LBRCはJr.クルー(新人も含む)と略同じレベルということか。。。。因みにJr.エイト用の標準リギング値というのは:
- ブレード:Big Blade 2552
- オール全長:371cm
- インボード:113cm
- アウトボード:258cm
- リガースプレッド:83cm
- オーバーラップ:30cm
今週末の初回乗艇練習前に上記リギングに変更予定。
以上