Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

宮が瀬湖レガッタに出漕

oyajisculler2005-11-20

おやじの住む自宅(平塚市)から最も近い漕艇水域である宮が瀬湖で、本日、宮が瀬湖紅葉レガッタが開催された。当初、LBRCで出漕しようとメンバーを募ったが、人数が集まらず、今回はパルテ会に混ぜて貰って出漕した。
おやじの出漕種目は舵手付きフォア。クルーはCOX:T口、整調:おやじ本人、3番:IJr.、2番:S谷、Bow:N村ということでそうそうたるメンバー。これは絶対に優勝、という気分でレースに臨んだ。

宮が瀬湖レガッタとは:

宮が瀬湖レガッタは、他のレガッタと運営が異なり、年齢H'cp方式によるタイムレースで順位を決める方式となっている。詳しくはこちら: 特定非営利活動法人宮ケ瀬湖ボートクラブ。同じ組合せで500mレースを2本引き、各々年齢H'cpを控除した換算タイムで競う。換算タイムで競っている相手が同じ組にいないと、なかなか具体的に艇差が分からないままの勝負となる。また、風向・風力などの外乱影響が発艇時間により大きく差があるので、必ずしもフェアな結果にならない。また、エイトについてはボロボロの古い国産艇と豪州製のハニカムサンドイッチSykes艇が各々2杯あり、艇の影響が大きい。従って、クルーの実力以外の要因が結果に大きく影響する。ボートを楽しむことが最優先の大会と言った感じだ。

1回目のレース:

おやじの付きフォアはレースNo.2、W.Upして早々にレースに臨もうと思った。しかし、ステッキボートにWater manがおらず、No.1レースのナックルがスタートに着けられず右往左往している。そうこうしている間に時間はドンドン過ぎてゆく。約20分遅れでNo.1レースがスタート。次はおやじのレース、スタートに着けようとするが、10m以上ある長いロープに繋がれたブイが逆風に流されて遥か遠くに浮いている。これを取りに行きスタート位置に着けるが、他の2艇がなかなかスタート位置に並ばない。要はロープが長すぎて位置取りが出来ないのだ。おやじはこの情況を見て審判に向かって「WaterManを付けて下さい」と叫んだ。スタートに着けた3杯が四苦八苦していると、スターターが「上手く並ばないので、この辺で適当に発艇します!」とのこと。スタートする。タイムレースということもあり、1発目は他艇との艇差に拘わらず、Max.で飛ばすとの作戦。最初の10本で一気に1艇身出る。後はドンドン引き離すが、スタートで手こずったこともあり、中盤で集中力が切れて途中でダレる。それでも2位に4艇身程度の差を付け完勝。

1発目のタイム差分析:

付きフォアの予選3組が終わったところで、パルテ会フォアのタイム順をチェックした。ネットタイム1'54"で2位に10秒差を付けていた。10秒あればヒックリ返されることは先ずなかろうということで、予選でバタバタしたこともあり、2発目は少しレートを低めにしてユッタリ綺麗に漕ごうということになった。(後から振り返るとこれが失敗の元。実は1発目に艇故障で、後でエイトと一緒に漕いだKWクルーが、おやじの2発目岸蹴り前に行われた。レース中盤以降に風が収まったこともあり、おやじのクルーより0.3秒程度良かった=2発目から上がるまで知らなかった)

2発目のレース:

前述のKHクルーの1発目タイム(1'54")をパルテ会フォアの面々は知らず。上記の作戦通り、陸から見て優勝クルーにふさわしい美しい漕ぎをめざして、少しレートを低めに設定し、ユッタリ優雅に漕ぐことにした。狙った通り、艇レートで美しく漕ぐことが出来た。ゴールの瞬間は優勝を確信し、半分ガッツポーズ。
しかし、陸に上がって記録を見てビックリ。1発目のタイムで0.3秒ほどKWクルーに負けていることを発見。後はKWクルーの2発目のレース結果次第となった。そして結果が出た。合計タイムでKWクルーに負けること0.4秒。(一応、グロスタイムでは1秒勝っていたんだが。。。)何と言うことか、残念。
敵(KW)クルーのタイムを知っていれば2発目のレースもシャカリキになって漕いだものを。。。
まあ、ローカルレースで配艇を使って競技するレースというものは、こういうものだ。
今回の事例を教訓として、今後のレースには万全の備えで望みたい。
以上