Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

LBRCでは毎年秋にMartinoliパーツを纏めて輸入:

LBRCでは、T大で殆ど使わなくなった老朽艇を借用して乗艇練習に使用している。最近、T大A艇庫を使って乗艇練習するボート乗艇に関してアクティブなT大OB、即ち、LBRCメンバーが増えつつある。現在、60名程がLBRC名簿に載っている。ということで、当初、エイト1杯、無しフォア1杯、2X1杯であったが、今年度(H17/9月〜H18/8月)はエイト1杯と1X1杯を追加利用させて貰うことになった。各々、購入してから12年以上経過している艇が殆どで、消耗品である靴、シート、レール、バックステー、クラッチ等は、もうボロボロになっている。これらを気持ち良くLBRCメンバーで利用するために、メンバーから会費(1回利用当たり1000円)を集め、年度の始めに1年間の収入と支出の予算を組み、総会での承認を経た上で必要なものを購入している。会費が小額なので、収入も限られており、高額なパーツを国内業者から買うと必要な数量を確保できないので、昨年11月のログボートパーツの個人輸入について - おやじスカラー戸田便りに記載した要領でMartinoliのパーツを個人輸入している。

今年はエイト1杯分の全交換するパーツを注文:

上記の通り、エイト(おやじがHC時代の1993年に購入したSykes艇)1杯の全シート分の靴、シート(シャシーのみ)、クラッチ、リガー固定ボルト・ナット等)に加えて、相乗り依頼のあった知人の1X艇及び4+艇の靴も合せて発注した。この結果、荷物の物量が多くなりすぎて、いつものSurface Mailでは遅れないことになってしまい、航空貨物の着払いで送ることになった。(この時に、先方に無理を言ってでもSurface Mailで遅らせるべきだった)先週末、成田のDHL社から荷物が届いたので、通関業者を連絡せよとFAXが届いた。なんのこっちゃ?と思いながらDHLに電話すると、馴染みの通関業者が無ければDHLが代行するとのこと。他に選択肢は無いので、DHLに頼むことにした。すると国際郵便の場合は簡易通関手続きで、特に問い合わせはないのだが、中身の日本語名称と材質を教えろと業者からの電話が何回も掛かる。最後は例の問題のローイングシューズについて、アルミプレートについていてもボルトを外せば普通の靴として利用可能なので革製のスポーツ靴として関税(30%)を掛けるとの連絡あり。嘘だろと思いながら、皮では無くて合皮である旨を粘り強く訴え、何とか今回限りは合皮として7%の関税で見逃してやるとのご沙汰が下りた。さて、その後にDHLの請求書が来てビックリ。航空運賃、関税の外、通関手数料、倉庫代、諸手数料、自宅までの国内輸送料など驚くほど高額の請求が来た。通常の国際郵便貨物ならパーツ代金の30%程度で収まるものが、今回は何とパーツ代の65%程度も掛かった。試算してみると、戸田のRSさんよりは廉く収まっている。到着したパーツを調べたところ、注文したものが傷もなくちゃんと届いていたので、まあ、納得した。今回の教訓:次からは国際郵便で送れる物量に止めることを大前提として注文すること。

個人輸入コストと国内業者の値段比較:

自分自身のメモとして、各パーツの国内業者の単価と今回輸入した単品実績コスト(今回は高くついたので、MAXと考えて良い)を比較してみたい。以下パーツ名称、業者価格、今回コスト、補足メモ:

  • プレート付きMartinoli靴(セット):12400(adidas:18400)、11500(昨年:9000)、少し廉かった。
  • シングルアクションシートシャシー:8000、7500、余り差が無い。
  • ベアリングコロ:1800、1450(昨年:1150)、少し廉かった。
  • C2 typeのクラッチ(ブッシュ付き):1600、1200、廉かった。
  • スカルグリップ:750、500(昨年:400)、廉かった。
  • Martinoliアングルメーター:4500、2500、廉かった。
  • リガー外傾調整プレート:500、250、廉かった。

ということだが、上記の通り、国際郵便ではなく、一般の航空貨物として輸入した場合は、上記の通り、少しは廉いが期待した程のメリットが出なかった。先にも述べたが、兎に角、次回以降はSurface Mailを使って輸入することが絶対条件である。
以上