Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

久し振りの夜間乗艇

ハンドル高さの参考例

本日、3週間ぶりにポンドで夜の1X乗艇練習を行った。8月1日のリギング変更後の初めての乗艇練習であったので、リギング変更による感触を纏めたい。今回のリギング変更の要点はWork Heightを1cm程度高くした点であるが、ブレードピッチを1度減らす等の調整と併せて、水中及びフォワード中の上体の力みが取れ、感覚としては水平方向に有効なパワーを集中し、上下方向の無駄な力を殆ど使わずにスムーズに漕げる様になった。右上の写真はストローク中のハンドルの引きの高さの参考例であるが、現状、おやじ本人のWork Heightもこの程度になっていると思っている。後日、誰かに写真を撮って貰い、確認したいと思う。

ブレードエントリー直前の状態姿勢:

これまでのエントリー直前の状態姿勢は前回ログの通り、Heightが低めであった為に、上体がやや下を向いていたが、Heightを1cm程度上げた結果、水平に前に伸びてそのままスムーズにエントリーできる様になった。ブレードピッチを1度減らし、S:4度、B:3度程度にした事により、エントリーもスムーズに入る様になった。

フィニッシュワークと上体の力みの解消:

リギング変更前はheightが低めであったため、ブレードを押し込もうとする力に対して一枚の深さをキープするためにブレードピッチをある程度大きめにしていた。これにより、ストローク中一枚キープするための上下方向の力をフィニッシュでブレードを抜く瞬間に上下方向に力を逆転する必要があった。一方、今回のHeight UPと併せてブレードピッチを1度減らした結果、上下方向の力を殆ど使うことなく、フィニッシュ時にブレードを抜ける様になった。これでフィニッシュのブレードワークが随分楽になり、状態から無駄な力みが取れた。

フォワード中のリラクゼーション:

Heightを上げたことで、フォワード中のブレードと水面のクリアランスは取りやすくなった訳であるが、今のところ、クリアランスは以前と余り変わっていない。クリアランスを大きめにとると、バランスを崩すのではないかと言うことを体が経験則で勝手に反応してしまい、水面ギリギリのところでブレードをリターンしている。この辺りは乗艇練習を繰り返しながら、バランス感覚を改善し、多少ローリングや、ラフウォーターでも水面を擦らぬ様な」クリアランスを確保出来る様に改善したいと思う。

艇速が向上:

本日の乗艇は、競艇場のゲートが締まっていたので、2100m地点から600m地点の間、1500mコースを4周した。最初の2100m地点通過から4周目の最後の2100m地点通過の時間が約62分であり、回す時間も込みで1周約15分30秒(これまでは1周16分)であり、これまでのおやじの新記録となった。回す時間を惜しんでクイックに回したこと以外は特段、必死になって漕いだ訳ではないので、今回のリギング変更により、艇速が改善したものと思われる。次回以降は4周平均で1周15分の壁を破るべく精進したい。
以上