Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

Sweep Oar アジャスタブルハンドルのグリップ交換

グリップ交換作業

6月5日(土)、全日本選手権の準決勝観戦の合間を縫って、Concept製Sweep OarのAdjustable Handleグリップの交換作業を実施した。右上の写真はグリップ交換語のハンドル(オールから取り外して作業)とグリップ交換に使った道具一式。

グリップを交換したオールについて:

T大で6年程前に購入したオールで、ハンドルはオール全長が調整できる様になっている。FRPで出来ているので、握りの部分がスカルと同じ様なラバーグリップになっている。スカルを漕いだ経験のある方なら良く知っていると思うが、このスカルグリップは滑らぬ様に手に良く密着する様な材質になっており、手の皮がグリップに馴染むまでは手の皮が頻繁に剥けるのである。スカルの場合は片手で一本のオールを握るため、このグリップの密着性が必要であり、手の皮が剥けることは甘んじていけ入れねばならない。一方、Sweep Oarについては、インサイドハンドでフェザーワーク中は、ハンドルをアウトサイドハンドの手の中で自由に回転させており、密着性は不要。インサイドについてはある程度密着性は必要なものの、耐久性が無いと困る。初期購入した時点でついていたラバーグリップ(黒いグリップ)はSweep Oarのこの特徴を良く考慮せずに採用したものであり、過度な密着性により、手の皮がベロベロに剥ける上に、耐久性も劣るなど、ユーザーから散々な評価を頂き、T大ではこのオールは永くお蔵入りになっていた。

最新のSweep Oar用グリップ:

最近、戸田でも良く見かけるが、最新のSweep用グリップは上記の不具合をFeed Backし、木製ハンドルの感触に近いものとなっている。即ち、アウトハンドは固めの材質、インサイドはある程度密着性は確保しながら、硬めにし、耐久性を大幅に改善している。写真で分かる様に、色も黄緑色に一新している。今回は、これを8本分交換した。値段はインサイド、アウトサイド、それぞれ税込み1365円で、スカルグリップに比べて割り高である。

グリップ交換作業:

  1. 先ず、アジャスタブルハンドルのネジを緩めて、ハンドルをオールから取り外す。この際、中に入っているスリーブがオールと1対1の関係にあるので、番号をマジックインク等でマーキングしておく。さもないと、あとでハンドル、スリーブ、オールの関係がバラバラになってしまう。
  2. ハンドルを取り外したら、古いグリップ(イン・アウト共に)をカッターナイフ等を使って取り外す。(簡単に外れる)古いグリップを外したら、ハンドルにこびり付いたゴミ等を良く拭き取る。
  3. 新しいグリップを熱湯に入れ、柔らかくする。写真にある鍋に入れてお湯で熱する。
  4. グリップが十分熱くなったら、先ずインサイドグリップを鍋から箸などで取り出し、直ちにハンドルに差込み、体重を掛けてグイグイ押し込む。このインサイドのグリップ押し込みが大変労力を要するが、躊躇せず、短時間で一気に突っ込まないと最後まで入らない。尚、入れやすい様に、ハンドルに石鹸水を予め塗っておくと良い。
  5. インサイドが入ったら、次に、アウトサイドグリップをお湯から取り出し、ハンドルに一気に被せる。アウトグリップの方は難なく容易に入る。

New Gripを使った感触:

6/6にこの新グリップで漕いで見たが、材質改善の効果があり、手の皮がベロベロ剥ける様なことは無かった。但し、それでも木製ハンドルに比べると密着性は強いので、慣れるまで、多少手の皮が剥けることは避ける事は出来ないと思うが、この手のダメージ度合いは木製オールと概ね同等と思われる。寧ろ、径が細いにも関わらず、密着性が良いのでオールのコントロール性が大幅に改善する。おやじ本人は、このNew Gripが大変気に入った。

以上