Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

2008-08-13から1日間の記事一覧

次回はRound Hull型ツーリングボートの試漕;

今回は日本独自の船型であるナックルフォア艇を試乗した。全長に亘るキールやナックル(チャイン)の効果で横安定性は抜群に良かった。レクレーションボートのベースとなる船型として、欧州でTouring Boatとして普及しているRound Hull Boatがある。次回はこ…

今回参加したクルー;

今回の新型KF艇の試乗に参加したMHIボート部クルー。平均年齢は40歳+α。 一緒に諏訪湖周航に参加してくれた全諏訪チームのクルーと一緒に集合写真。新型KF艇を利用させて頂き、ありがとうございました。

ラフコン時水しぶきの艇内への浸水;

諏訪湖周航後、揚艇する前に、スポンジである程度排水したが、上の写真の様に艇内に少し水が残った。 水密区画になっているシートデッキ下の中の状況を確認するためにハッチを開けて中を見たところ、上の写真の通り、水が少し入っていた。どうやって中に浸水…

ラフコン時の耐航性;

諏訪湖周航の終盤、南西の風が強まり、湖の風下側では風浪が発達してラフコンに。元々、今回の新型KF艇試乗は、ラフコン時の耐航性を確認するのが大きな目的だったので、ラフコンは願ったり叶ったり。白波がチラホラする斜め追い波での乗艇となった。シェ…

新型KF艇のデッキ構造;

乗艇中のおやじ本人。新型KF艇はデッキが張り詰めの構造になっており、軽くても剛性は十分。

新型KF艇の乾舷高さ;

W.Upを終え、いざ諏訪湖周航(18km:航路は下図の通り)へ向けて出発。軽量艇なので良く浮いている。乾舷も大きく、多少のラフコンでは波がガンネルを超えることは無さそう。

出艇前のリギング調整;

今回試乗した新型KF艇は、まだ進水式をしたばかり。一般利用には供していないとのこと。初乗りなのでリギング調整及び整備は入念に実施。少し気になったのは以下の点; ストレッチャー;エルゴメーター用の下駄と同じモノが装着されている。即ち、漕ぐ際に…

船型;

最新型KF艇の船底。船型自体は従来のKF艇と同じだが、構造がカーボン・ケブラー軽量FRPになっている。重量は何と85kgしかない。4人で軽々と運搬可能。

最新型ナックル艇で諏訪湖周航

ボートのビギナーが乗艇練習導入時に使ったり、遠漕等のツーリングに使える様なレクレーションボートの開発をしようと考えている。先ずは最新型のKF艇を実際に漕いでみて、安定性、漕ぎ心地、耐航性について確認する必要があると考えた。製造元のD社に確…