Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

2005-11-24から1日間の記事一覧

水上でストレッチャー位置最終調整:

実際に出艇して、先ず上記のストレッチャー仮調整の状態で漕いで見る。身長が低く、レンジが短い漕手については、自然なフィニッシュ体勢を取った時に、所定のフィニッシュ角(今回は30度)が取れる様にストレッチャー位置を調整しなおす。(上記の簡易式で…

ストレッチャー位置の仮セット:

LBRCの、身長をベースにしたPTH簡易式( PTH=35cm+(身長-180cm)/2 )を使って、各漕手の身長に基づく、PTHを求め、その位置にストレッチャーをセットする。(仮セット)

キャッチ角、フィニッシュ角をガンネルにマーキング:

11月19日のログに書いた三角定規を使って、キャッチ角、フィニッシュ角をガンネルにマーキングする。今回はクラブチーム用の50度+30度の三角定規を使う。手順は以下の通り(全シートで実施): ガンネルに角材2本を載せ、この上に三角定規を載せる。三角定…

バックステー取り付け:

RSを短くした分、バックステーの長さを短くしてから、取付ける。取り付け完了したら、伸縮部の固定ナットを締める。

ワークハイトの調整:

ワークハイトを下記の値になる様に、各シートで調整する。 整調ペア:17.5cm(Rowing中のピッチング運動の他、COXが設計体重より少し重いのと、整調ペアはBowペアより体重が重いので、船尾が沈み易い事に配慮したもの。) ミドルフォア:17.0cm Bowペア:16.5cm(…

リガースプレッド(RS)の変更:

現状のRSは84.5cmとなっている筈だが、念のため計りなおす。今回、83.5cmとするので、1cm程度RSを短くする。計測した現状RS値と83.5cmの差分を計算し、この差分をビニルテープでRS伸縮部にマーキングする。この上でRS伸縮部の固定クランプを緩めてRSをマー…

クラッチ軸の外傾チェック及び調整:

全シートのクラッチを外し、クラッチ軸が露出させる。この上で艇を水平にセットし、後方から全シートのクラッチ軸を見通す。クラッチ軸の外傾は1度〜2度は許容範囲とし、これからズレて大きく外傾した軸(リガー)については、リガー取り付け基部にウェッジ…

クラッチを外し、ブッシュを調整しなおす:

クラッチを軸から外す。必要に応じて、上記の計算で求めたクラッチブッシュに付け直す。クラッチブッシュ取付けの要点は下図参照。

先ずバックステーを外す:

P号はVespoli製であり、バックステーはネジ伸縮方式。このタイプはバックステーを外す前に伸縮部の固定ナットを先ず緩めてから、バックステーを外す。バックステー調整の要点は下図参照。

各シートのクラッチブッシュ角:

上記の角オールのピッチをベースに、オールとクラッチの合計カバー角が4度となる様に各シートのクラッチブッシュ角を計算する。例えば、オールピッチが−2度の場合、クラッチ角を6度とする。(-2+6=4)

各シートのオールピッチを記録:

各シートのオールピッチをリギング記録用紙に記載。各シートの漕手は、自分が使うオールのブレードピッチが何度であるかを把握する。

POTOMACのリギング変更作業について

今週土曜日にLBRC Aクルーが使用するエイト(POTOMAC号)のリギング変更作業を行う。 リギング変更の数値は11月21日のログに記載した通り。オールについては昨日リギング変更したので、土曜日の作業は艇のリギング変更のみ。LBRCのメンバーは必ずしも全員がリ…